キッチンのアルコールスプレー|使う場所を決める

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アルコールスプレーを、キッチンに1本置いています。以前は玄関にもリビングにも洗面所にも置いていました。数が増えたのは、なんとなく「あったほうがいい気がする」で買い足していったからです。結果どうなったかというと、どれも中途半端に残ったまま古くなった。今は使う場所を3つに絞って、そこだけをやると決めています。決めたら、逆に使う頻度が上がりました。

置く場所を増やしても、使う回数は増えなかった

コロナ禍のころ、家じゅうにアルコールスプレーがありました。玄関に1本、リビングに1本、キッチンに2本、洗面所に1本。合計5本です。

それが1年経つと、どれも半分くらい残った状態で放置されていました。玄関のものは、外から帰ったら手を洗うので使わない。リビングのものは、何にかけるべきか自分でも分かっていなかった。置いてあるだけで使わないなら、それは在庫ではなくゴミです。

整理してみて分かったのは、私が実際に使っていたのはキッチンの1本だけだったということ。それも、使う場面はだいたい決まっていました。それなら、その場面だけをきちんと決めて、1本を使い切るほうが合理的です。

うちで使う場所は3つに絞った

今、うちで使うと決めているのはこの3つです。

まずまな板。生肉や生魚を切ったあとに、洗剤で洗ってからスプレーして拭き取る。これがいちばん頻度が高い使い方です。離乳食を作るときに、同じまな板で先に大人用の肉を切っていることがあるので、間に一度リセットする意味でやっています。

次に調理台。うちのキッチンは幅が狭くて、まな板を置くと作業スペースがほとんど残りません。だから調理台の上に直接、食材を置くことがある。食事の準備が終わったあと、拭き掃除の仕上げにスプレーしています。

3つめが子どものテーブル。離乳食のときに使っているローテーブルの天板です。子どもが手で触ったり、食べ物を落としたりする面なので、食後に一度拭いています。ここは特に、あとで書く「食品に使えるか」の表示確認が重要になりました。

逆に言うと、それ以外では使いません。床は掃除機とフローリング用のシート、シンクは洗剤とスポンジ、冷蔵庫の中は水拭き。アルコールが最短の解になる場面だけを残した結果が、この3つです。何にでもかけていた頃は月に400ml近く使っていましたが、今は150ml前後に落ち着きました。減ったのは使用量で、衛生面で困った実感はありません。もともと必要のない場所にかけていただけだったのだと思います。

買っているのは詰め替え用の大容量

今使っているのは、キッチン用として売られているアルコール除菌スプレーの詰め替え1,440mlです。食卓や調理台向けと明記されているタイプで、スプレーボトルは以前買った本体をそのまま使い回しています。

大容量にしたのは、1本ずつ買うより単価が下がるからです。400mlの本体を買い続けると1mlあたり1円を超えますが、1,440mlの詰め替えなら半分以下になります。うちの消費ペースは月に150ml前後なので、1,440mlでおよそ10ヶ月分。

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不満は、詰め替えのときに必ずこぼすことです。アルコールは水より粘度が低いので、注ぐと勢いよく出ます。じょうごを使うようになるまで、2回は台所にぶちまけました。あと、1,440mlのパウチは自立しないタイプだと保管しにくい。うちはシンク下の奥に立てて入れていますが、少し傾くと倒れます。

それと、スプレーボトルのほうが先にへたります。1年ほど使うとレバーが重くなって、噴射が弱くなる。詰め替えを買うと本体が余分に手元にないので、ボトルだけ別に買う必要がありました。詰め替えにするなら、予備のボトルも一緒に持っておくべきです。

保管についてひとつ注意があります。アルコールは引火するので、火気の近くには置けません。うちのキッチンはコンロとシンクが直線に並んでいて、最初はコンロ横の隙間に立てていました。よく考えたら最悪の位置です。今はシンク下の、コンロから一番遠い側に移しました。詰め替え用の大容量ほど、置き場所を先に考えるべきだと思います。1.4リットルのアルコールが台所にあるという事実は、あまり軽く見ないほうがいい。

食品に使えるかどうかは、必ずパッケージを見る

ここがこの記事でいちばん大事なところです。アルコールスプレーには、食品に直接かかっても問題ないと明記されているものと、そうでないものがあります。

キッチン用として売られていても、用途欄をよく読むと違いがある。「食品に直接かかっても大丈夫」と書かれているもの、「調理器具の除菌に」と書かれているもの、掃除用の工業アルコールに近いもの。私は最初、この違いを見ていませんでした。売り場の棚が同じだから、中身も同じだと思い込んでいたわけです。

今は、子どものテーブルに使うものだけは、食品原料100%と明記されたものを選ぶようにしています。子どもは拭いたテーブルに手をついて、その手を口に入れる。だからここは表示のあるものにしたい。用途欄と成分表示は、買う前に必ず読むようにしました。

効果についても、私は書けることが限られます。パッケージに書かれている以上の効能を、私が保証することはできません。抗菌コートが1ヶ月続くと書かれた製品もありますが、それがうちの環境でどうなのかは測る手段がない。私にできるのは、書かれた用途と使い方の通りに使うことだけです。素材によっては使えないものもあるので、そこも表示に従っています。

使えない場所も決めておく

逆に、使わないと決めた場所もあります。木製のカッティングボードと、子どものおもちゃです。木は変色する可能性があると書かれていることが多く、実際にうちの木のトレイは端が白っぽくなりました。おもちゃは口に入れるものなので、製品にベビー用と書かれた別のもので拭いています。

拭き取り方を変えたら、跡が残らなくなった

細かい話ですが、かけっぱなしにして自然乾燥させると、うちのステンレスの調理台には白い跡が残りました。水道水の成分なのかアルコール以外の成分なのか分かりませんが、とにかく残る。

今は、スプレーしたあと乾いた布巾で拭き取るようにしています。それで跡は出なくなりました。ただし製品によっては、拭き取らずに乾かすように書かれているものもあるので、これも表示次第です。自己流でやらず、書いてある通りにやるのが結局いちばんトラブルが少ない。

布巾については、アルコール用に1枚専用のものを決めました。食器を拭く布巾と混ざると、何が付いているか分からなくなる。色を変えて、掛ける場所も分けています。

最後に

アルコールスプレーは、置いておけば安心という気分になれる商品です。だから増える。私も5本まで増やして、結局1本しか使っていませんでした。

使う場所を3つに決めてからは、月に150mlという消費ペースが安定しました。切らさない量も読める。何にでも使えそうな道具ほど、使う対象を先に決めないと、使わないまま古くなる。これはアルコールスプレーに限った話ではないと思っています。

この記事は日用品の個別レビューです。何をどこまでストックするかは日用品のまとめ買い|何をどこまでストックするかにまとめています。

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