※ この記事にはプロモーションが含まれています。
今年の秋冬に向けて行事の準備を進めていて、途中で手が止まった問題があります。買ったものをどこにしまうのか。
クリスマスツリーが150cm、ハロウィンの壁ステッカーが8枚、正月飾り、来年の五月人形。使う期間を合計しても、年に30日あるかどうかです。それなのに、押し入れの体積はしっかり食う。年に1回しか使わないものを11ヶ月保管するコストは、意外と高い。ここをどう設計したかを書きます。
まず、押し入れの内寸を測った
うちは賃貸の2LDKで、押し入れは寝室に1間分あります。上段の内寸は幅170cm、奥行き75cm、高さ45cm。下段はほぼ同じ寸法です。
下段には布団と扇風機とサーキュレーターが入っていて、空いているのは上段だけ。この上段に、季節物を全部収めるのが今回の課題でした。
この170cmという幅に、収納ケースを何個並べられるか。ここでポイントになるのが、ケースの向きです。60×43×35cmのケースを、60cmの辺を手前から奥に向けて置けば、幅方向に使うのは43cm。3個並べても129cmで、170cmの中に余裕で収まります。逆に60cmの辺を横に向けると、3個で180cmとなって入りません。同じケースでも、向きを変えるだけで入る数が変わる。この計算をせずに買うと、確実に無駄が出ます。
季節ごとではなく、月ごとにまとめる
最初は「クリスマス箱」「ハロウィン箱」のように行事ごとに分けようとしました。でも数えてみると、行事は年に6つ以上ある。箱が6個になると、上段に入りません。
そこで、時期の近い行事をまとめることにしました。10月から12月、1月から2月、3月から5月の3グループです。ハロウィンとクリスマスは同じ箱、正月と節分が同じ箱、ひな祭りとこどもの日が同じ箱。
この分け方なら、11月に箱を出したときにクリスマスの飾りも一緒に出てきます。行事ごとに分けていると、11月と12月に2回出し入れすることになる。出し入れの回数を減らすことが、押し入れ収納では一番効きます。押し入れの上段から重い箱を下ろす作業は、月に何度もやりたいものではありません。
不織布の収納ケースを3つ買った
選んだのは、不織布の衣類収納ケースです。90L、60×43×35cmのものが3個組。透明窓が付いていて、上部がファスナーで全開になるタイプ。
不織布にした理由は3つあります。軽いこと、使わないときは畳めること、そして通気性があること。プラスチックの衣装ケースは丈夫ですが、空でも2kg前後あって、押し入れの上段から下ろすのが単純に重い。
上部が全開になるのも重要でした。前面が開くタイプだと、押し入れの奥に入れたときに開けられません。上から開くなら、手前に引き出して蓋を開けるだけで中身が見えます。
短所ははっきりしています。不織布は積み重ねに弱い。中身が少ないと上の箱の重みで潰れます。うちは3個を横に並べる前提なので問題ありませんが、縦に積むならプラスチックのほうがいい。
もう1つ、通気性があるということは湿気も通すということです。押し入れの奥は湿気がたまりやすく、そこに不織布のケースを置くとカビのリスクがある。うちは各ケースに除湿剤を1個ずつ入れて、3ヶ月ごとに交換する予定です。
あと、透明窓は思ったより中身が見えません。窓のサイズが小さく、そこから見えるのは一番上に入っているものだけ。窓だけに頼ると、結局全部開けて確認することになります。
ラベルは、窓に頼らず貼る
そこで、ラベルを貼ることにしました。養生テープに油性ペンで書いて、ケースの側面に貼るだけ。
書く内容は2つ。時期と、中身の主なものです。「10-12月/ツリー・ハロウィン壁シール・オーナメント」という具合。時期だけだと、何が入っているか思い出せません。
養生テープにしたのは、貼り替えが簡単だからです。中身は毎年変わります。来年、五月人形が加わったらラベルを書き直す。シールタイプのラベルだと、剥がすときに不織布の表面が毛羽立ちます。
もっと丁寧にやるなら、中身のリストをスマホのメモに書いて、ケースの写真と一緒に残しておく方法もあります。うちはそこまでやっていませんが、行事が増えたら検討するつもりです。
翌年出したときに、使える状態か
収納の本当の目的は、しまうことではなく、翌年ちゃんと使えることです。ここを外すと、来年また同じものを買うことになる。
気をつけるポイントを整理すると、まず湿気。造花や和紙を使った正月飾りは湿気で傷みます。次に形。ツリーの枝やリースの造花は、上に重いものを載せると潰れて戻りません。最後に虫。布ものが入るなら防虫剤が要ります。
うちのルールは、潰れて困るものは一番上に入れるだけです。重いツリーの箱を下に、正月のリースを上に。単純ですが、これだけで来年の状態がかなり変わるはずです。
ハロウィンの壁ステッカーは、剥がしたあと台紙に貼り直してから入れます。剥き出しで入れると、粘着面同士がくっついて来年使えません。台紙を捨てないというのは、しまう前に決めておかないと確実に捨てます。
押し入れ以外の場所も探した
3個のケースで足りるかというと、正直ぎりぎりです。ツリーの箱は収納ケースに入らないので、別枠で置く必要がありました。
そこで、押し入れ以外の空間も一通り確認しました。候補は3つ。ベッド下、クローゼットの上部、玄関の下駄箱の上。
ベッド下は高さが18cmしかなく、ツリーの箱が入りませんでした。クローゼットの上部は高さ40cmあって、ここにツリーの箱を横向きに入れられそうです。ただ、脚立がないと届かない位置なので、年に2回だけの出し入れならという条件付き。下駄箱の上は、そもそも常時使っているものが乗っていて空いていません。
結果として、ツリーはクローゼット上部、その他の季節物は押し入れ上段の3ケース、という配置になりました。出し入れの頻度が低いものほど、取り出しにくい場所でいい。ツリーは年1回、ケースは年3回。この頻度の差で置き場所を決めると、収納は破綻しにくくなります。
捨てる基準を先に決めておく
収納で一番怖いのは、増え続けることです。行事のたびに何か買って、全部しまっていたら、3年で押し入れが埋まります。
そこで、ルールを1つ決めました。2年続けて使わなかったものは処分する。ハロウィンの衣装のように、サイズが合わなくなるものが典型です。「いつか使うかも」で取っておくと、10年経ちます。
うちの押し入れには、結婚式の引き出物の箱が3年分残っていて、これがまさにその失敗例です。開けたこともない箱が3つ。今回の収納見直しのついでに、これは処分しました。おかげでケース1個分のスペースが空いた。
年に1回しか使わないものを持つというのは、それだけで場所という形の維持費を払うことです。買うときにその維持費まで含めて考えると、飾りの量は自然と減ります。うちが今年、飾りを最小限にしたのは、この計算をした結果でもありました。
この記事は季節行事の個別記事です。1年を通して何をやったかは子どもが生まれて変わった季節行事|1年目の記録にまとめています。

