お絵かき|口に入れても安全なクレヨン

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生後6ヶ月の子どもは、まだ絵を描きません。当然です。それでも私がクレヨンを調べていたのは、いずれ買うものについて、どこを見て選ぶべきかを先に知っておきたかったからです。

調べてみると、この分野は「安全」という言葉の使われ方に幅がありました。何をもって安全と言っているのかが商品によって違う。買っていない立場ですが、表示の読み方については整理できたので、それを書きます。

「口に入れても安全」という言葉には段階がある

まず引っかかったのが、この表現でした。商品ページに「口に入れても安心」「なめても大丈夫」と書かれているものがある。ただ、その根拠として何が示されているかは、商品ごとにばらばらです。

いくつか見ていくと、根拠として挙げられているものは大きく3種類ありました。原材料が食品にも使われるものであること。第三者機関の試験に通っていること。玩具の安全基準に適合していること。

このうち、私が一番信用しやすいと感じたのは第三者機関の名前と規格番号が具体的に書かれているものでした。逆に、「安心素材」とだけ書かれていて出どころが分からないものは、判断のしようがありません。

誤解しないように書いておくと、どの表示も「食べていい」という意味ではありません。飲み込む前提の製品ではないので、目を離さないことが結局は前提になります。表示は、万が一のときの話です。

米国のAPマークという表示を初めて知った

調べる中で覚えたのが、APマークです。米国の画材関連団体が定める区分で、健康被害を起こす量の有害物質を含まないと認証された製品に付くもの、と説明されています。画材の分野では広く使われている表示のようです。

日本の商品でも、このマークを取得していることを表示しているものがあります。ラングスジャパンの「ベビーコロール」がその一例で、AP(無害)マーク取得、日本製と明記されています。キッズデザイン賞の受賞歴も書かれていました。

形も特徴的で、円錐を積み重ねたような形状をしています。握って使う前提の形で、転がりにくい。折れにくく、手が汚れにくいことも特徴として挙げられています。12色と6色の展開があります。

もうひとつ知ったのは、日本国内の玩具にはST基準という安全基準があることです。ただ、クレヨンは文房具としても売られているので、玩具の基準が必ず表示されているとは限りません。同じような商品でも、どの基準で語られているかが違う。ここは表示を並べて読まないと分かりませんでした。

気になる点もあります。この形状は、いわゆる棒状のクレヨンとは持ち方が違う。将来的に鉛筆を持つ練習につなげたい場合、どこかで持ち替える必要が出ます。それが問題かどうかは、私には判断できません。

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蜜蝋クレヨンという選択肢もある

もうひとつよく出てくるのが、蜜蝋を原料にしたクレヨンです。ミツロウを主原料にしていて、素材由来の安心感を打ち出している商品が多い。楽天では12色や24色のセットが3,000円台で出ています。

羽のような形をしていて、握りやすさを重視した形状のものもありました。手が汚れにくい、という説明もよく見ます。

ただ、価格は石油系のクレヨンよりはっきり高い。12色で3,188円という価格帯は、一般的な子ども用クレヨンの2倍から3倍です。それだけの差を払う理由が自分の中で言語化できるかどうかが、選ぶときの分かれ目になりそうです。

私が今の時点で考えているのは、最初の1セットは安全表示のはっきりしたものにして、たくさん消費する段階になったら安いものに切り替える、という順番です。最初に無駄になるとしても、判断がつかない時期は表示に頼るしかない。

「落とせるか」は安全と同じくらい重要だった

安全性ばかり見ていて、途中で気づいたのが落書き対策です。子どもは紙の上だけに描きません。これは経験ではなく、商品レビューを読んでいて何度も出てきた話です。

水で落とせるタイプのクレヨンが売られているのは、そういう需要があるからでしょう。壁紙、床、テーブル。我が家は賃貸のマンションなので、原状回復を考えると壁は特に避けたい。

落ちるかどうかは、クレヨン側だけでなく壁紙側の材質にもよります。表面がフィルム加工された壁紙なら拭き取れることが多いようですが、紙のクロスだと厳しい。買う前に、自宅の壁がどちらかを確認しておくつもりです。

それと、水で落とせるということは、汗や湿気でも滲む可能性があるということでもあります。描いた絵を残しておきたい場合には、そこが弱点になります。

描く場所は、買う前に決めておこうと思っている

クレヨンを買ったその日に「どこで描かせるか」を考え始めると、たぶん間に合いません。だから先に場所を決めることにしました。

候補はダイニングテーブルです。理由は、表面がツルツルしていて拭けること、椅子に座らせれば移動範囲が限られること、私が真横に座れることの3つ。床に模造紙を敷く案も考えましたが、我が家の間取りだとリビングの動線を潰します。

紙は大きめのものを用意するつもりです。小さい紙だと確実にはみ出す。大きな紙を1枚テープで固定したほうが、結果的に被害が小さいだろうと考えています。

あとは、使い終わったらすぐ片付けて、手の届かない場所に置くこと。これはクレヨンに限らず、今も小さいおもちゃで同じことをやっています。置きっぱなしにできない物は、置き場所を先に決めておく。

色数は、最初は少ないほうがよさそうだと思った

12色と24色で迷う人が多いようで、レビューにもその話が出てきます。私は少ないほうから始めるつもりです。

理由は単純で、片付ける本数が少ないからです。24本を毎回数えて回収するのは、たぶん続きません。1本行方不明になったときに、それが口に入っているのか、ソファの下にあるのかを確認する手間まで含めて考えると、本数は少ないほうが管理が楽です。

色の識別という点では多いほうがいいのかもしれませんが、それを言うなら6色でも足ります。実際、6色のセットも同じシリーズで用意されています。足りなくなってから買い足すほうが、余らせるより無駄が少ない。

ケースの作りも見ておきたいところです。ふたが子どもの力で開くかどうか。開いてしまうなら、結局こちらが保管することになるので、ケースの意味は薄れます。

買うのは、たぶん1歳を過ぎてから

クレヨンを使い始める時期には個人差が大きく、何歳からと私が書くことはできません。ただ、握って線を引くという動作ができるようになってからでないと、渡しても口に入れて終わりになります。

今の我が家の6ヶ月児は、渡されたものをまず口に運びます。この段階でクレヨンを渡す意味は、私には見つけられませんでした。安全表示がしっかりしていても、それは「食べても大丈夫」という意味ではないので。

ひとつだけ、今から準備できることがあるとすれば、壁の材質を確認しておくことくらいでしょうか。賃貸の場合、退去時の話にもつながるので、遅くはありません。

それでも調べておいてよかったと思っています。買う瞬間に慌てて選ぶより、表示の読み方を先に知っておくほうが、たぶんまともな買い物になる。準備というのは、だいたいそういう種類のものです。

この記事は知育の個別記事です。0歳から何をやって何をやめたかは0歳から始めた知育|やってよかったこととやめたことで振り返っています。

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