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1歳の誕生日にやる行事を調べたら、一升餅、選び取り、初めてのケーキ、記念撮影、手形足形と出てきて、全部やろうとすると1日が埋まります。結論から言うと、うちは一升餅と選び取りだけをやりました。それでも当日は慌ただしくて、写真を撮る余裕がほとんどなかったです。
この記事は、準備の段取りと、実際にやってみて「これは削ってよかった」「これは削らなくてよかった」と思ったことの記録です。伝統行事なので地域差が大きく、うちのやり方が正解というわけではありません。
やらなくてもいい、けど祖父母は喜ぶ
最初は正直、やらなくてもいいと思っていました。餅を背負わせて何になるのか、というのが素直な感想です。妻も同じ意見でした。
方針が変わったのは、私の母親との電話でした。「一升餅はやるの」と聞かれて、やらないつもりだと答えたら、明らかにトーンが落ちたんですよね。責められたわけではないんですが、期待されているのは伝わりました。妻の実家も同じ空気で、結局やることに決まりました。
やってみた結果として、行事そのものより祖父母に見せる場ができたことのほうが価値がありました。当日は義父母がビデオを撮って、その日のうちに親戚のグループに共有されていました。子どもの写真をどう共有するかで悩んでいた時期だったので、こういうイベントが1つあると話が早いです。
ひとつ調整が要ったのは、両家をどう呼ぶかでした。うちは2LDKで、大人が6人入るとリビングがいっぱいになります。同じ日にまとめて呼んで45分だけ、と決めて、そのあとは解散にしました。長くいてもらうと子どもの昼寝が崩れるからです。事前に「12時には失礼します」と伝えておくと、切り上げやすくなりました。
やる・やらないで揉めそうなら、簡略版でもいいと思います。餅を背負わせずに触らせるだけ、という家もあると聞きました。形式より、集まる理由があることのほうが大事だった気がします。
一升餅は約2kg。想像より重い
一升餅は、もち米一升ぶんで作られた餅のことで、重さはおよそ1.8〜2kgです。数字だけ見ると軽そうですが、体重9kgの子に背負わせると体重の2割強。大人で言えば15kgのリュックです。
うちの子は、背負わせた瞬間に後ろに倒れかけました。私が背中側で支えていたので事なきを得ましたが、あれは1人でやったら危なかったと思います。背負わせる係と、後ろで支える係の2人体制が要ります。床にはラグを敷いておきました。
立てるか、転ぶか、泣くか。うちは3秒立って、そのあと座り込んで泣きました。転ぶのも縁起がいいという解釈があるそうなので、どちらでもいい話ではあります。実際、泣いている顔の写真がいちばんよく見返す1枚になりました。
背負わせるのは1回で十分だと思います。うちは2回やって、2回目は完全に不機嫌でした。子どもにとっては急に重いものを背負わされているだけなので、嫌がったらそこでやめるほうがいいです。無理に立たせようとして支えを外すのは、転倒の危険があるのでやめました。
餅そのものは、小分けにされているものを選びました。2kgの丸餅が1個で届くタイプもありますが、そのあと食べきるのが大変です。うちは50gずつの個包装が入っていて、冷凍して1ヶ月ほどかけて消化しました。餅が苦手な家庭なら、米で代用する「一升米」もあります。
リュック型と風呂敷、どちらにするか
背負わせ方は大きく2つで、風呂敷で斜めに縛る昔ながらの方法と、専用のベビーリュックに入れる方法です。うちはリュックにしました。
理由は単純で、風呂敷は結び方を練習しないと当日に手間取るからです。動画を見ながら妻と2回練習してみたんですが、緩いと落ちるし、きつく締めると子どもが嫌がる。リュックなら肩を通してベルトを留めるだけで、10秒で終わります。
買ったのは、名入れ刺繍が入るベビーリュックと一升米、選び取りカードが一緒になったセットです。3,980円で、名入れは無料。餅ではなく米が入るタイプにしたので、その日のうちに炊いて食べられました。届いたのが注文から6日後で、名入れがある以上ここは急げません。
気になった点も書いておくと、リュックの生地が薄めです。行事のあと普段使いにできると書かれていましたが、2kgの米を入れると縫い目に負荷がかかるのが見て分かりました。1歳の子が背負う日常用のリュックとしては悪くないものの、これを毎日使う想定なら別のものを買うと思います。刺繍の書体は事前に見本が届いたので、そこは安心でした。
選び取りカードは、前日に並べておく
選び取りは、そろばんや筆、お金などを並べて、子どもが最初に取ったもので将来を占う遊びです。いまはカードになっているものが主流で、うちのセットにも8枚入っていました。
実物を用意する家もありますが、カードで十分だと思います。実物だと、口に入る大きさのものが混ざる危険があるからです。うちは念のため、カードの角が鋭くないかだけ確認しました。
当日の失敗は、カードを並べる位置です。子どもの正面に扇形に並べたら、いちばん近い1枚をすぐ掴んで終わりました。所要時間5秒。撮影の準備ができる前でした。あとから聞いた話だと、少し距離を取ってハイハイで向かわせるほうが、選んでいる時間ができて写真も撮りやすいそうです。
2回目は妻がやって、そのときはちゃんと迷っていました。結果は2回とも別のカードで、そういうものだと思っています。
カードの意味を読み上げる係を決めておくと、記録として残ります。うちは動画を回しながら私が読み上げました。あとから見返したときに、何のカードを取ったのか分からない動画になるのがいちばんもったいないので、これは覚えておいて損がないです。
写真は「誰が撮るか」を先に決める
当日いちばん困ったのが撮影でした。私は餅を背負わせる係で両手が塞がっていて、妻は子どもの正面であやしていて、気づいたら誰もカメラを持っていない。義父がスマホで撮ってくれていたのが唯一の記録です。
次にやるなら、三脚を立てて動画を回しっぱなしにします。動画から静止画を切り出せば、決定的な瞬間を逃しません。あとから見返して、動画のほうが表情の変化が残っていて良かったです。
撮る場所も先に決めておくと違います。うちはリビングの白い壁の前と決めて、前日にその周辺のものを全部どかしました。生活感のあるものが写り込むと、あとで見たときに気になるんですよね。カーテンを開けて自然光が入る時間、つまり午前中にやったのも、写りという意味では正解でした。
飾り付けは、壁に貼るタペストリーが1枚あれば十分でした。バルーンや大量のガーランドを買った家庭の写真をSNSで見て焦りましたが、うちの部屋の広さだと1枚が限界です。片付けのことを考えると、貼って剥がせるものだけにするのがいいと思います。
準備しすぎないほうがいい
結局、当日にやったのは一升餅、選び取り、ケーキ代わりの食パンで作ったもの、写真。11時に始めて、12時半には子どもが眠くなって終了です。行事に使える時間は、実質1時間半でした。
もし手形足形や離乳食の特別メニューまで詰め込んでいたら、確実に途中で機嫌が終わっていたと思います。予定を2つに絞ったのは、あとから振り返っていちばん良かった判断でした。
食べ物にも注意が要りました。餅は喉に詰まる危険があるので、1歳の子には食べさせていません。誕生日のケーキも、市販のものは糖分と生クリームの問題があるので、うちは食パンとヨーグルトで形だけ作りました。何をいつから食べられるかは個人差があるので、離乳食の進み具合に不安があるなら小児科や自治体の相談窓口で確認するのが確実だと思います。
準備で必要だったのは、餅か米のセット、飾り1枚、カメラの段取り。それだけです。事前に買い揃えたもので使わなかったのは、紙皿とパーティー用の帽子ぐらいでした。帽子は嫌がって3秒で外されました。
この記事は個別のレビューです。生後7ヶ月から1歳までに買ったもの全体は生後7ヶ月から1歳まで|買い足したものと手放したもので振り返っています。

