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来春から子どもを保育園に預けます。生後6ヶ月の今は在宅勤務の私と妻でなんとか回していますが、4月からは集団生活。そこで先輩パパたちに聞いて回って、返ってきた答えがほぼ全員同じでした。「最初の半年は覚悟したほうがいい」と。
つまり、感染症をもらってくるのは前提なんですよね。防ぎきる方法を探すのは筋が悪い。それより家庭内で広げないための準備にお金と手間をかけたほうが、たぶん元が取れる。そう考え直して、9月のうちに家の中の動線とモノの配置を組み替えることにしました。この記事はその記録です。医学的な効果を保証する話は書けないので、あくまで我が家の運用の話として読んでください。
「うつらないようにする」から「家の中で回さない」に切り替えた
最初、私は加湿器や空気清浄機のスペックを比べていました。それ自体は悪くないんですが、途中で気づいたんです。保育園で日中8時間過ごす子に、家の設備でできることは限られている。園でもらってくる分をゼロにはできない。
それより怖いのは、家庭内でぐるぐる回ることです。子どもが発症する、看病した親がうつる、治りかけた頃にもう片方がもらう。これを一度やると2週間くらい家が止まります。共働きで2週間は、正直かなりの打撃です。
だから買い物の基準を変えました。「予防に効きそうなもの」ではなく、「家の中で接触点を減らせるもの」を優先する。タオル、体温計、洗面所の配置、看病の担当分け。地味なものばかりですが、こっちのほうが実行しやすい。なお、症状があるときは家庭で様子を見すぎず、早めに受診してください。特に月齢の低い子は判断が難しいので、我が家はかかりつけに電話する基準を先に決めました。
玄関から洗面所まで、寄り道させない動線を作った
これが一番効いた気がしています。帰宅したら、リビングに入る前に洗面所へ直行する。それだけのことなんですが、実際にやろうとすると家の中がそれを許してくれないんですよね。
うちの間取りだと、玄関を上がってすぐ右が洗面所、左がリビングです。前は玄関に荷物を置いて、そのまま抱っこでリビングのソファに座ってしまっていた。カバンも上着も抱っこ紐も、全部リビングに集まる。
そこで玄関に幅30cmくらいの小さいラックを置いて、上着とカバンはそこで降ろすことにしました。抱っこ紐もフックで玄関にかける。手を洗うまではリビングのドアを開けない。慣れるまで2週間くらいかかりましたが、今は妻も私も無意識でやっています。子どもが自分で歩くようになったら、たぶんもっと難しくなる。今のうちに大人の側の癖をつけておくのが目的です。
共用しているものを分けたら、タオルだけ失敗した
洗面所のタオルを家族で分ける、というのを最初にやりました。3枚を並べて掛けて、色で担当を決める。理屈としては正しい。
1週間で破綻しました。理由は単純で、夜中に眠い状態で自分の色を選べないから。妻も私も間違える。おまけに洗濯物が3倍になって、干す場所がなくなりました。
それでペーパータオルに切り替えました。洗面所の壁にホルダーを貼って、200組入りのものを常備。1組あたり1円ちょっとなので、家族3人で1日15回使っても20円いかない計算です。タオルの洗濯が消えたぶん、体感ではむしろ楽になりました。
短所も書いておくと、ゴミが増えます。洗面所のゴミ箱が2日でいっぱいになる。あと、しっかり拭こうとすると2組使ってしまうので、想定より減りが早い。エコかと言われると全然エコじゃないです。それでも、風邪のシーズンだけはこれでいく、と割り切りました。
ついでに、コップや歯ブラシ立てのような「共用しやすいもの」は1人1色に分けました。青が私、黄色が妻、緑が子ども。タオルでは失敗しましたが、置き場所が固定されているものは色分けが機能します。動かすものは色分けが効かない、というのが我が家の結論です。
体温計も2本に増やした
これは実際に困ってから買い足しました。子どもが熱を出した夜、妻が測って、そのあと自分も怠いから測ろうとしたら見つからない。寝室に置きっぱなしだった、というやつです。
今は寝室用と洗面所用で2本。予測式の脇用が1本と、非接触の額で測るタイプが1本です。非接触のほうは寝ている子を起こさずに測れるのが便利ですが、数値が脇用と0.3℃くらいずれることがあります。だから受診前や記録用は必ず脇用で測り直すようにしています。使い分けの前提を決めておかないと、数字が2種類あるだけで混乱するんですよね。
あわせて、保育園の連絡帳を想定して朝の検温を習慣にし始めました。平熱を知らないと、37.2℃が高いのかどうか判断できない。今のうちに1〜2週間分の記録を取っておくつもりです。
看病する側が固定される問題は、先にルールを決めておく
グッズの話より、こっちのほうが重要かもしれません。子どもが熱を出したとき、どちらが仕事を止めるのか。
我が家は在宅勤務が中心なので「家にいるほうがなんとかする」になりがちです。それが一番危ない。私は在宅、妻は週3出社なので、放っておくと全部私になる。逆に、私の締め切り前だと全部妻になる。どちらも一度やってみて、看病する側が固定されるとその人が高確率で次に倒れる、というのが分かりました。看病中はずっと近距離ですし、睡眠も削れますから。
それで、9月にカレンダーを見ながら決めたのが「日単位で交代する」というルールです。1日目は私、2日目は妻、3日目はまた私。半日で切ると引き継ぎが増えるので、1日単位。それと、あらかじめお互いの仕事の「動かせない日」を月初に共有しておく。この2つだけ決めておけば、熱が出た朝に交渉しなくて済みます。
子ども用マスクは、学童サイズでも小さい子には大きい
マスクについては、先に大事なことを書きます。乳児へのマスク着用は推奨されていないとされています。呼吸の妨げになる、自分で外せない、顔色の変化に気づきにくい、といった理由です。生後6ヶ月のうちの子には当然使いませんし、使えません。買ったのは完全に「数年先」の備えです。
買ったのはアイリスオーヤマの不織布マスク プリーツ 子供用、学童サイズで幅13.5cm、120枚入りの大容量タイプ、色はホワイト。楽天だとcicibellaの子供用不織布マスクもよく見ます。4層構造で20枚入りが398円と、少量から試すならこちらのほうが失敗が小さいです。
短所は先に挙げておきます。まず、学童サイズと言っても対象はだいたい小学生で、3歳未満の顔にはどう見ても大きい。頬に隙間ができて意味をなさないので、園で必要になる年齢まで出番はありません。次に、耳ひもの張りに個体差があって、120枚のうち何枚かは明らかに緩い。子どもが引っ張って外すのはもう仕様みたいなものですが、緩い個体だと自分から落ちます。
それから120枚という枚数。開けっ放しにしておくと湿気るので、うちはジッパー袋に20枚ずつ小分けして、使う分だけ洗面所に出しています。この一手間を惜しむと、後半の40枚くらいがへたります。大容量は安いけれど、保存の手間とセットだと考えたほうがいいです。
9月のうちに買い足したもの、あえて買わなかったもの
買い足したのは、ペーパータオルの詰め替え、アルコールの詰め替え用1L、ゴミ袋、子ども用のイオン飲料の粉末、あとは洗い替え用のシーツ1枚です。どれも真冬になると棚から消えるものばかりで、9月のうちなら普通に買えます。合計で5,000円ちょっとでした。
逆に、あえて買わなかったのが常備薬です。ドラッグストアで子ども用の解熱剤を見て一瞬カゴに入れかけたんですが、やめました。月齢や体重で使えるものが変わりますし、素人判断で家に置くと「まず飲ませてみる」をやってしまう気がしたからです。次の予防接種のときにかかりつけで、うちの子の場合に何を家に置いておくべきか聞くことにしました。
最後に
ここまで書いたものを並べてみると、風邪対策グッズというより家事の段取りの話ばかりです。実際そうだと思っていて、洗面所の動線と看病の交代ルールが決まっていれば、あとの買い物は数千円で済みます。
4月になってみないと分からないことも多いです。たぶん想定の倍は休むことになるし、決めたルールも半分は作り直すことになる。それでも、熱が出た朝にゼロから相談するよりはましだろう、というくらいの気持ちで秋を過ごしています。
この記事は冬支度の個別記事です。何から揃えるかの優先順位は秋冬に買い足したもの|寒くなる前に揃えるで整理しています。

