電気毛布|暖房費を下げる一番安い方法

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去年の冬、12月の電気代が前年より4,800円上がりました。原因ははっきりしていて、在宅勤務でリビングのエアコンを日中つけっぱなしにしていたのと、子どもが生まれて寝室も暖めるようになったからです。エアコンをもう1台使うのではなく、暖房の考え方そのものを変えることにしました。部屋を暖めるのをやめて、体に触れているところだけを暖める。そのために買ったのが、6,000円台の電気毛布です。冬のあいだ、いちばん費用対効果が高かった買い物でした。

空間を暖めるのをやめる、という発想

暖房の効率を考えると、部屋全体を暖めるのはかなり無駄の多い方法です。10畳のリビングの空気を暖めるということは、天井付近の使わない空間の空気も同じだけ暖めているということなので。

断熱がしっかりした家なら話は別ですが、うちは賃貸の2LDKで、窓はアルミサッシの単層ガラスです。冬場、窓際に手をかざすと明確に冷たい。エアコンで暖めた空気が窓から逃げていく構造になっています。

それに対して、電気毛布は暖める対象が布団の中だけです。体積でいえば、部屋の空気の何百分の一。しかも、暖まった空気が逃げにくい。効率で言えば圧倒的に有利です。

もちろん、これは寝ているときや座っているときにしか使えません。部屋を移動しながら生活する時間帯は、やはりエアコンが要ります。置き換えではなく、時間帯で使い分けるという話です。

電気代を計算したら、桁が違った

具体的な数字を出します。うちが買った電気毛布は消費電力が55Wです。ただし、これは最大値。実際には設定温度に達するとオンオフを繰り返すので、平均するともっと低くなります。

仮に最大の55Wで動き続けたとして、電力量料金を31円/kWhで計算すると、1時間あたり1.7円。8時間つけっぱなしにしても14円弱です。1ヶ月毎日使っても400円台。

これに対してエアコンの暖房は、機種と部屋の断熱にもよりますが、消費電力が500W〜1,000W程度で推移します。1時間あたり15円から30円。8時間で120円から240円。1ヶ月で3,600円から7,200円になります。

つまり、寝ているあいだの暖房を電気毛布に置き換えるだけで、月に3,000円以上変わる可能性があるということです。うちは寝室のエアコンを夜間タイマーで切って、電気毛布に切り替えました。実際の1月の電気代は、前年同月より2,900円下がっています。他の要因も混ざっているので厳密ではありませんが、方向としては効いています。

洗えるかどうかは、衛生面で譲れない条件だった

選ぶときに絶対条件にしたのが、丸洗いできることです。

理由は単純で、寝具は汚れるからです。うちは子どもが夜中に吐き戻すことが何度かありました。電気毛布を敷いていた布団の上でこれが起きると、洗えない製品なら詰みます。実際、生後4ヶ月のときに一度やられました。

電気毛布は内部に電熱線が走っているので、洗えない製品も普通にあります。洗える製品でも、コントローラー部分を取り外してから洗うのが基本で、洗濯ネットに入れて弱水流、というのが一般的な指定です。うちの製品は洗濯機で洗えるタイプで、実際に2回洗いました。

洗ったあとに注意が要るのは乾かし方です。電熱線が入っているので、脱水を強くかけたり、無理に絞ったりすると断線する可能性があります。うちは短時間の脱水にして、あとは陰干しで丸1日。乾燥機には入れられません。

あと、ダニ退治モードがついている製品もあります。高温にして一定時間保持することで、寝具のダニ対策をするというもの。うちの製品にもついていますが、正直まだ使っていません。

買ったのは敷き掛け兼用の140×80cmサイズ

選んだのは、敷きと掛けの兼用タイプで、サイズが140×80cm、消費電力55Wの製品です。5段階の温度調節と、切り忘れ防止のタイマーがついています。

PSE認証済み 掛け毛布 190*130 電気 毛布 電気毛布 掛け 電熱毛布 電気もうふ モウフ 速暖 ふわふわ 洗える 温度調節 タイマ

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兼用タイプにしたのは、使い方を試しながら決めたかったからです。結果として、うちは敷きで使っています。上からかけるより、下に敷いて体の重みで密着させるほうが、同じ温度設定でも暖かく感じました。

不満点を3つ書きます。ひとつめは、コントローラーのコードが1.8mほどあって、これが布団の脇から垂れること。子どもがいる部屋では、このコードの処理を考える必要があります。うちはベッドではなく床に敷布団なので、コードを壁際に沿わせてケーブルクリップで留めました。

ふたつめは、140×80cmというサイズがシングル布団の全体をカバーしないこと。肩から膝上くらいまでです。足先まで暖めたいなら、もっと長いサイズを選ぶ必要があります。ただ、これは意図的にこのサイズにしました。理由は次に書きます。

みっつめは、洗濯後にコントローラーを付け直すときのコネクタが少し硬いこと。カチッと入るまで力が要ります。細かい話ですが、毎回少し不安になります。

低温やけどのリスクは、想像より現実的だった

電気毛布で気をつけるべきなのは、低温やけどです。一般的に、44℃程度の温度でも長時間触れ続けると皮膚に損傷が起きる可能性があるとされています。熱いと感じない温度で起きるのが厄介なところです。

特に危ないのが、寝ているあいだです。眠っていると熱さで動くという反応が鈍るので、同じ場所が長時間温められ続けます。しかも、酔っている時や疲れて深く寝ている時ほどリスクが上がる。

うちでやっているのは2つです。ひとつは、寝る前に布団を暖めておいて、就寝時には電源を切るという使い方。30分前にスイッチを入れて、布団に入るときに切る。これなら低温やけどのリスクはほぼありません。

もうひとつは、どうしても朝まで使いたい寒い日は、いちばん弱い設定にして、タイマーを3時間にすること。切り忘れ防止タイマーがついている製品を選んだのは、これをやりたかったからです。

あと、直接肌に触れないようにしています。敷きパッドやシーツを1枚挟むだけで、接触温度がだいぶ緩和されます。取扱説明書にも、直接肌に触れる使い方は避けるよう書かれていました。

赤ちゃんには使わない、と決めた

これは最初に決めたことです。子どもの布団には電気毛布を使いません。

理由は2つあります。ひとつは体温調節がまだうまくできないこと。乳児は自分で体温を下げる機能が未熟なので、外から熱を加え続けると体温が上がりすぎる可能性があります。もうひとつは、暑くても自分で毛布から抜け出せないこと。大人なら無意識に足を出したり毛布をどけたりしますが、生後6ヶ月ではそれができません。

多くの電気毛布の取扱説明書にも、乳幼児や体温調節が難しい人への使用は避けるよう注意書きがあります。うちの製品にも書いてありました。

じゃあ子どもの寝床をどう暖めているかというと、部屋の温度をエアコンで20℃前後に保って、あとはスリーパーです。袖なしで足元まである綿のもの。これなら蹴っても脱げません。寝る前だけ、湯たんぽで布団を暖めておくこともあります。ただし、これも子どもが寝る前に必ず取り出します。

大人の布団と子どもの布団で、暖め方をはっきり分ける。これがうちの結論でした。同じ部屋で寝ていても、道具は分けたほうがいい。140×80cmという小さめのサイズを選んだのも、子どもの布団側にはみ出さない大きさにしたかったからです。

この記事は家電の個別レビューです。買い替えの優先順位は家族が増えて買い替えた家電|一人暮らし仕様からの卒業にまとめています。

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