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離乳食を毎食作るのは、うちでは3週間で無理だと分かりました。平日の夜に野菜を茹でて刻んで裏ごしして、翌朝また別のものを作る。これを在宅勤務の合間にやると、仕事の集中が完全に途切れます。そこで日曜の午前に2時間だけまとめて作って冷凍する運用に切り替えました。以来、平日の調理時間は1食あたり3分です。使っている容器と、冷凍庫の場所の問題、解凍のやり方まで、実際の手順をそのまま書きます。
週末2時間で1週間分を作る
手順は固定しています。日曜の9時に始めて、11時前には終わる流れです。
まず鍋を3つ同時に火にかけます。1つはおかゆ用、1つは根菜、1つは葉物とたんぱく質。にんじん、じゃがいも、玉ねぎ、ブロッコリー、鶏むね肉、白身魚。この6種類を基本にして、季節で入れ替えています。茹で上がったら、それぞれ月齢に合わせた大きさに刻む。あとは容器に流し込んで冷まし、粗熱が取れたら冷凍庫へ。
効率を上げるためにやったのは、鍋を分けすぎないことでした。最初は食材ごとに1つずつ茹でていて、洗い物が7個出ていました。いまは根菜を大きめの鍋でまとめて茹でて、火が通る順に引き上げています。じゃがいもとにんじんは時間が近いので同じ鍋、ブロッコリーは最後の3分だけ入れる。この程度の工夫で、作業時間が30分ほど短くなりました。
1回の作り置きで、だいたい30〜35ブロック分できます。1日3食で1食2〜3ブロック使うので、5日分くらい。土曜は市販のベビーフードや大人の取り分けでしのぐ、というのがうちの回し方です。7日分を作ろうとしないのが続けるコツでした。全部を自作でカバーしようとすると、作る量が増えて2時間では終わりません。
最初に使った100均の製氷皿で失敗した
最初は家にあった製氷皿を使いました。100均で買ったポリプロピレンのやつです。結果としては、3週間でやめました。
理由は3つあります。まず、においが移ります。玉ねぎを冷凍した皿は、洗ってもしばらく玉ねぎのにおいがしました。次に、取り出せない。凍った離乳食は氷ほどきれいに外れず、皿をひねると割れそうになります。スプーンでこじって、飛ばして、床に落としたことが何度もありました。
そして蓋がないこと。ラップをかけていましたが、冷凍庫の中で他のものと重ねると外れます。表面が乾いて霜が付いた状態のブロックは、解凍しても食感が違いました。1食ぶんを丸ごと捨てたこともあります。
専用のトレーに替えて解決したこと
買い替えたのがリッチェルのわけわけフリージング ブロックトレーです。うちが使っているのは1ブロック50mlのタイプで、6ブロック入りのトレーが4枚。これでおかゆや野菜のペーストを小分けにしています。
製氷皿との違いがはっきり出たのが、取り出しやすさでした。トレーの底が柔らかく、下から押すとブロックが浮きます。凍ったまま素手で1個だけ取れるのは、朝の忙しい時間には大きい。蓋が付いているので重ねられますし、においも移りにくくなりました。
不満もあります。まず、洗ったあと乾きにくい。仕切りの角に水が残るので、うちは食器乾燥機の隅に立てかけています。それと、50mlは中期以降にはちょうどいいのですが、初期には大きすぎました。少量しか食べない時期は25mlのほうが向いています。うちは50mlを買ってから、おかゆ専用として使い、野菜は小さいサイズに分けるようになりました。最初から2サイズ買っておけばよかったです。
あと、繰り返し使っていると仕切りの縁がわずかに白くなってきます。実用上の問題はありませんが、半年から1年で買い替える消耗品だと考えたほうがよさそうです。
冷凍庫の場所を、先に確保しておく
意外と大きな問題がこれでした。うちの冷蔵庫は容量401Lで、冷凍室は上段の引き出しが1つ。もともと大人の作り置きと冷凍食品でほぼ埋まっていました。
そこにトレー4枚が入るスペースを作るのに、冷凍庫の中身を一度全部出して並べ替える作業が発生しました。トレーは平置きしないと液体が流れるので、水平な場所が要ります。うちは引き出しの左半分を離乳食専用に決めて、冷凍食品の買い置きを減らしました。
ブロックが凍ったあとは、トレーから外してジッパー袋にまとめて移します。トレーを4枚入れっぱなしにすると場所を食うので、凍った時点で袋に移して立てて収納する。この一手間で、占有面積が半分以下になりました。トレーも次の作り置きに回せます。
もう一つ、粗熱を取る場所も決めておくと楽です。熱いまま冷凍庫に入れると、庫内の温度が上がって周りのものが少し溶けます。うちはトレーに流したあと、キッチンの端に30分置いてから入れる、という流れにしました。この待ち時間に洗い物を片付けると、ちょうど終わります。
袋は食材ごとに分けています。にんじん、おかゆ、たんぱく質。混ぜて入れると、朝に袋の中を探す時間が増えました。1袋あたり10ブロック前後で運用しています。
解凍のムラをどう減らすか
解凍は電子レンジです。ここが最初いちばん雑で、失敗が多かったところでした。
ムラの原因は、大きいブロックを一度に長く加熱することでした。表面だけ熱くなって、中心が凍ったまま残る。逆に加熱しすぎると、縁が乾いてカピカピになります。うちのやり方は、500Wで30秒かけたら一度取り出して混ぜ、さらに20秒。混ぜる工程を挟むだけで、ムラはかなり減りました。
おかゆは、加熱前に小さじ1の水を足すようにしています。冷凍で水分が飛ぶので、そのまま温めるとぼそぼそになるからです。逆に野菜のペーストは水を足しません。ゆるくなりすぎます。
温度は必ず自分で確かめます。指の腹に少し取って、熱くないか見る。子どもは熱いものを避けられないので、ここは毎回やるようにしています。混ぜたつもりでも、中心に熱いかたまりが残っていることがありました。
保存期間については、冷凍でも1週間程度で使い切るのが目安とされることが多いようです。うちも1週間を上限にしています。冷凍庫の開け閉めが多い家だと温度が上がりやすいので、長く置きたくはありません。
日付管理は、袋に書くだけで足りた
最初はスマホのメモに「8/3 にんじん10個」のように書いていました。3週間で続かなくなりました。冷凍庫を開けてからスマホを取り出すのが面倒だからです。
いまはマスキングテープを1本、冷蔵庫の側面に貼っておいて、袋にちぎって貼り、油性ペンで日付だけ書いています。中身は見れば分かるので、書くのは日付だけ。この形にしてから、記録が途切れなくなりました。
ラベルを貼る場所も統一しました。袋の口ではなく、正面の中央。冷凍庫を上から覗いたときに一番見えるところです。細かい話ですが、探す時間が数秒違うだけで、朝の機嫌が変わります。
ルールも1つに絞りました。日曜に作ったものは次の日曜に処分する。残っていても捨てる。もったいない気もしますが、迷う時間のほうが高くつきます。実際に捨てるのは毎週2〜3ブロックくらいなので、量としては大したことはありませんでした。
最後に
作り置きに切り替えて、平日の負担ははっきり減りました。朝は袋からブロックを出してレンジに入れるだけ。3分で用意ができるので、仕事の合間でも回ります。
ただ、日曜の2時間は確実に持っていかれます。ここを妻と交代制にしたのは、たぶん一番良かった判断でした。片方が作り置き、もう片方が子どもを見る。翌週は入れ替える。この形にしてから、どちらか一方が疲れ切るということがなくなりました。
この記事は個別のレビューです。生後7ヶ月から1歳までに買ったもの全体は生後7ヶ月から1歳まで|買い足したものと手放したもので振り返っています。

