車用スマホホルダー|運転中にナビを見る

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車に付いている純正ナビは、2019年時点の地図で止まっています。2022年に中古で買った車なので、更新用のディスクを買うより、スマホの地図を見たほうが早い。というより正確です。ただ、スマホをどこに置くかで話がややこしくなります。膝の上は論外、ドリンクホルダーに立てると見えない、ダッシュボードに直置きするとカーブで滑って落ちる。1,200円のホルダーを1つ無駄にした末に、今の形に落ち着きました。

純正ナビを使わなくなった理由

地図が古いこと自体は、実はそこまで問題ではありませんでした。近所の道はだいたい頭に入っているし、幹線道路が急に消えることもない。決定的だったのは渋滞情報と、目的地の検索です。

実家まで車で1時間半の道のりで、途中に何本か迂回できるルートがあります。純正ナビの渋滞情報だけでは判断が甘くて、混んでいる区間に突っ込んだことが何度かありました。スマホの地図アプリだと、到着予定時刻が数分単位で更新される。子どもを乗せていると、この差が結構効きます。授乳のタイミングを逆算するので、到着が20分ずれるかどうかは重要な情報でした。

もうひとつは検索です。新しくできた商業施設や、小児科の名前を音声で入れると一発で出る。ナビの50音入力で店名を打つ作業を、子どもが泣いている車内でやりたくはない。

先に書いておく。操作は停車してから

ホルダーの話をする前に、ここを書いておかないと本末転倒になります。

運転中にスマホを手に持って操作することは道路交通法違反です。2019年の改正で罰則が強化されていて、反則金も点数も、以前とは水準が変わりました。さらに、手に持たずホルダーに固定していても、画面を注視する行為は違反になり得ます。ホルダーを付ければ何をしてもいいわけではない、ということです。

私が決めているのは単純なルールで、目的地の設定と経路の変更は必ず駐車してから。走り出したあとにルートを変えたくなったら、コンビニに入るか、次の信号待ちではなく安全に停められる場所まで待つ。そして基本は音声案内を主に使う。画面はちらっと見るだけで、交差点の形を確認する程度に留めています。

この前提を置いた上で、それでも固定は必要です。落ちたスマホをカーブで探そうとして、視線と体が動くほうがよほど危ない。ホルダーは、見るための道具というより、触らないで済ませるための道具だと思っています。

最初に買った1,200円が、8月に落ちた

失敗談を先に。最初に買ったのはエアコンの吹き出し口に挟むタイプで、1,200円。取り付けが3秒で終わって、視線移動も少なく、当初は満足していました。

崩れたのは8月です。炎天下の駐車場に2時間停めたあと、エアコンを最強にして走り出した。10分ほどで、ルーバーごと下を向いてスマホが落ちました。プラスチックのルーバーが熱で柔らかくなっていたのか、単純に重さに負けたのか。200g近いスマホを、幅1cmほどの薄い板にぶら下げていたわけで、今考えると無理があります。

もうひとつ、吹き出し口タイプで気づいた問題がありました。スマホに直接風が当たることです。夏の冷風はまだいいとして、冬の暖房は最悪で、地図アプリを開いたまま20分走ったら本体が高温になり、充電が止まって画面が暗くなりました。スマホは熱で性能を落とす保護機能を持っているので、これは正常な挙動です。正常な挙動を、自分で誘発していた。

今使っているのはダッシュボードの吸盤マグネット式

買い直したのは、真空吸盤でダッシュボードに固定して、上部がマグネットになっているタイプです。N55という等級の磁石を24個並べたもので、15Wのワイヤレス充電にも対応しています。台座が360度回るので、縦でも横でも好きな角度にできる。

ランキング1位 ペルシード スマホホルダー 車 PPH2108 強力吸盤ダッシュボード取付 片手ワンタッチ開閉 手帳型ケース対応 ロングアー

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楽天だとペルシードのPPH2108あたりが同じ枠で、こちらは1,980円前後。強力吸盤でダッシュボードに付けて、片手でワンタッチ開閉できる挟み込み式です。手帳型ケースにも対応していると書かれていて、そこが私の環境との分かれ目でした。

マグネット式と挟み込み式、どっちが向くか

両方使った上での整理です。

マグネット式は置くだけで固定されるのが圧倒的に楽で、片手で着脱できます。信号待ちでスマホを外して助手席の妻に渡す、みたいな動きが1動作で済む。弱点は、ほとんどの場合ケースの背面に金属プレートを貼る必要があること。プレートを貼るとワイヤレス充電が使えなくなる製品もあるので、そこは組み合わせを確認しないといけません。ケースが厚いと磁力が届きにくくなるし、手帳型ケースは相性が悪い。カバーがひらひらするのと、磁石が分厚い革越しになるので保持力が落ちます。

挟み込み式は、ケースを選びません。手帳型でも厚いケースでも掴んでくれる。ただ、掴む位置が悪いと音量ボタンや電源ボタンを押しっぱなしにすることがあります。私は一度、知らないうちにサイドボタンが押されて緊急通報の画面が出かけていて、肝が冷えました。あと、着脱に両手が要る製品が多い。

私は普段が薄いケースなのでマグネットにしましたが、手帳型を使っている妻の運転時は、正直あまり保持できていません。ここはケース次第で答えが変わるとしか言えない部分です。

吸盤は万能ではない

吸盤式にも弱点があります。まずダッシュボードのシボ加工面には吸い付きにくい。細かい凹凸のある表面だと空気が抜けて、数時間で落ちます。うちの車もシボ加工だったので、付属していた粘着シート状のベースプレートを一度貼って、その上に吸盤を付ける形にしました。このベースプレートは剥がすと跡が残る可能性があるので、賃貸のリース車や、売却予定の車では貼る場所を選んだほうがいい。私は取扱説明書の指示どおり、エアバッグの展開部分を避けた位置に貼っています。

それと、真夏です。炎天下の車内は70度近くになると言われていて、吸盤のゲルが柔らかくなります。私の場合、月に1回は吸盤を外して押し直すのがメンテナンスになりました。ゲル面は水洗いして乾かすと粘着が戻るので、これは1分の作業です。

磁石まわりの注意もひとつ。強い磁石はクレジットカードの磁気ストライプや、一部の医療機器・精密機器に影響する可能性があるとされています。私はサンバイザーにカードを挟んでいるので、ホルダーとの距離を10cm以上離しました。取扱説明書にも同じ趣旨の注意書きがあります。

ワイヤレス充電は、あるとうれしいが頼り切らない

15W対応と書いてありますが、実効の給電量はもっと低いのが実感です。ワイヤレス充電は原理的に熱に変わるロスが大きく、夏場に地図アプリを表示しっぱなしにすると、充電しているのにバッテリー残量が減っていく、ということが起きます。実際、実家までの1時間半で12%しか増えなかった日がありました。

ケースの厚みも効きます。5mmを超えるような厚手のケースやカード入りのケースだと、給電が始まらないか、途中で止まる。急いで充電したいときは、素直にケーブルを挿すほうが速くて確実です。

それでも便利なのは、置くだけで勝手に充電が始まることで、短い移動を何度も繰り返す日は差が出ます。買い物3件を回って帰ってくると、意識せずに残量が戻っている。この「意識しなくていい」部分に、私は1,000円ちょっとの追加を払った感覚です。ホルダー本体の値段としては2,000円前後で、これで運転中にスマホを探さなくて済むなら、投資としては安いほうでした。

この記事は車まわりの個別レビューです。子どもが生まれて足したもの全体は子どもが生まれて車に足したもの|1年で変わった車内にまとめています。

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