旅行のポイント活用|楽天トラベルの使い方

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子連れで行ける場所を調べていて、検索だけでは足りないと感じる場面が増えました。それで、いまさら紙のガイドブックを買うかどうかを検討しています。

エンジニアなので、基本的には情報はネットで足りるという立場でした。更新されるし、無料だし、検索できる。それでも紙を候補に入れたのは、探し方の問題にぶつかったからです。まだ買っていないので中身の話はできませんが、なぜ検討しているのかと、何を基準に選ぼうとしているのかを書いておきます。

検索は「点」でしか返してくれない

「子連れ 施設 授乳室」のような検索をすると、個別の施設の記事は出てきます。ただ、出てくるのは点です。その施設のことは分かっても、そこから30分の範囲に何があるのかは分からない。

子連れの外出で知りたいのは、実はそこなんですよね。一箇所に長くいるのではなく、疲れたら早めに切り上げて別の場所に移る。だから候補は複数欲しい。ところが検索は、一つの問いに一つの答えを返す設計になっていて、周辺を見渡す用途には向いていません。

もう一つ困るのが、検索結果の質です。「子連れ おすすめ」で出てくる記事の多くは、行った人が書いたものなのか、まとめただけのものなのか判別しにくい。写真が公式サイトからの転載だけだったり、書かれた時期が分からなかったり。判断材料として使う前に、情報の出どころを確かめる作業が挟まります。

地図アプリで周りを見るという手もあります。ただ地図は施設の名前しか教えてくれないので、そこが子連れ向きかどうかは結局一件ずつ開いて確かめることになる。この作業が地味に時間を食っていました。

紙の本は、比べるのが速いらしい

ガイドブックの紹介ページや目次を見て納得したのが、地域ごとに複数の候補が同じ見開きに並んでいる構成でした。エリアで章が切られていて、その中に施設が並ぶ。順番に見ていけば、その地域に何があるのか自然に頭に入る。

ブラウザのタブを10個開いて行き来するのと、見開きを一度めくるのとでは、たしかに後者のほうが速そうです。比較という作業に関しては、一覧性のある紙のほうが向いているという指摘は、読んでいて腑に落ちました。

それと、子連れ向けのガイドブックには、授乳室やおむつ替え台の有無をアイコンで示している巻があります。個人ブログを何件も読んで確かめていた情報が、記号として整理されている。この形式は検索では作れないものだと思います。

もう一つ、紙が向いていそうなのが「知らないものが目に入る」ことです。検索は自分が思いついた言葉しか返してくれない。子連れで行ける場所として何があるのか自体を知らない段階だと、そもそも検索語が出てこないんですよね。ページをめくっていて偶然見つかる、という経路は検索にはありません。

本の弱点は、はっきりしている

買うかどうか迷っている理由も書いておきます。まず情報が古くなる。施設の営業時間や料金は変わりますし、閉館することもある。紙は刷った時点で止まるので、そこは避けられません。

次に、載っている施設が限られること。誌面の都合で、大きくて有名な場所が中心になりがちです。家から30分の小さい児童館のような、実際に一番使う場所は載っていない可能性が高い。

三つ目に、検索性がない。「ベビーカーで入れる場所」だけを抜き出したくても、目次から辿るしかありません。索引の作りが甘い本だと、探すのに時間がかかります。ここは完全にネットの勝ちです。

それと、重い。持ち歩く前提だと荷物が増えます。子連れの外出は荷物との戦いなので、そこにムック本を足す判断はしにくい。持ち歩くのではなく家で使うもの、と割り切るなら問題はないんですが。

候補として見ているのはこれ

いま候補にしているのが、子連れのおでかけに絞ったムック本です。関東周辺のように地域が限定されていて、大人も楽しめる場所を集めるという方針で編まれているもの。1,000円台で、書店でも手に取りやすい価格帯です。

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この手の本を選ぶときに見ようと思っているのは、発行年です。数年前の版だと施設情報のずれが大きくなる。それと、対象年齢の幅。「こども」とひとくくりにされていても、実際には幼児以上を想定している内容が中心だと、生後6ヶ月のうちは使いどころが少ないかもしれません。

もう一つ、自治体や個人が出している地域密着型のガイドもあります。無料の遊び場を集めたものなど、大手の出版社が拾わない情報が載っている。1,000円弱で買えるものもあって、住んでいる地域に該当する巻があるなら、こちらのほうが実用的な可能性もあります。

電子書籍版があるものも見かけました。荷物にならないという点では魅力的なんですが、一覧性が落ちるならそもそも紙を検討している理由がなくなる。見開きで比べたいという動機がある以上、私は紙で買うことになりそうです。

正直なところ、買ってみないと自分に合うかは分かりません。ただ、書店で目次と数ページを見て判断できるのは紙の本の利点なので、次に本屋へ行ったときに現物を確認するつもりです。

ネットのほうが確実に強い部分

誤解のないように書いておくと、置き換えたいわけではありません。役割が違うだけです。

営業時間、休館日、料金、予約の要否。この手の情報は公式サイトが唯一の正解で、本に書いてあってもそのまま信じるべきではない。混雑状況や当日の天気も当然ネットです。それと、実際に行った人の写真は情報量が多い。授乳室の広さや、ベビーカーで通れる幅は、文字より写真のほうが伝わります。

特に子連れの場合、当日の判断がすべてです。子どもの機嫌次第で予定は変わるし、雨が降れば屋外の候補は消える。事前に決めた一箇所に固執するのではなく、候補をいくつか持っておいて当日選ぶ。本は候補を作る道具、ネットは当日の判断材料、という分担が合っている気がします。

だから使い方としては、本で候補に当たりを付けて、決める前にネットで裏を取る。この順番なら、それぞれの弱点を補い合える気がしています。

家に置いておくと、家族が勝手に使うかもしれない

最後に、これは買おうと思っている個人的な理由です。ネットで調べたことは、自分のスマホの中で完結してしまいます。妻に共有するにはリンクを送るという一手間が要る。

本ならテーブルに置いておけば、通りかかった人がめくります。ページを開いて「ここ行きたい」と言われる、みたいな会話が起きるかもしれない。情報を集めるだけならネットで足りるけれど、家族で行き先を決めるという作業には、共有された物理的な物があったほうが向いている気がするんですよね。

祖父母が来たときに見せる、という使い方も考えています。孫を連れてどこかへ行きたいと言われても、口頭で説明するのは難しい。本を渡して選んでもらえるなら、そのほうが早い。

1,000円台で、それが起きる確率が上がるなら安い買い物だと思っています。合わなければ古本として手放せばいい。試してみる価値はありそうです。

この記事は子連れ旅行の個別記事です。実際に行ってみた全体の記録は赤ちゃん連れ旅行|生後6ヶ月で行ってみた記録にあります。

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