年末年始の帰省|冬の長距離移動の装備

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9月の終わりに加湿器を出したあたりから、我が家の冬支度は少しずつ積み上がってきました。暖房、寝具、乾燥対策、洗濯の運用。その最後に来るのが、年末の帰省です。

うちの実家までは車で片道4時間。夏にも一度帰っていて、そのときの荷物量を基準に考えていたら、12月の下見の段階で完全に足りないことが分かりました。冬は着るものが厚くなり、替えの枚数が増え、寝具まで持つ必要が出てくる。生後6ヶ月の子どもを連れた冬の長距離移動は、夏とは別の競技でした。

冬の帰省は、荷物が夏の1.5倍になる

夏に帰ったときの荷物は、大きめのバッグ1つと保冷バッグ、それにベビーカーでした。冬は同じ日数でバッグが2つに増えています。

増えた分の内訳がはっきりしていて、まずアウターです。子どものジャンプスーツとフリース、私と妻のコート。これだけで大きめのバッグの半分が埋まります。次に寝具。実家に子ども用の布団がないので、薄手のベビー布団と防水シーツ、スリーパーを持っていくことになりました。スリーパーは2枚。汗をかいたり吐き戻したりするので、1枚では足りません。

おむつも冬のほうが多く要ります。厚着させている分、漏れたときの被害が大きくて、結果的に早めに替えるようになる。4日間の滞在で1日8枚として32枚、それに予備を足して40枚を持っていく計算になりました。

移動手段も悩みました。ベビーカーか抱っこ紐か。実家の周りは歩道が狭くて雪もあるので、結局ベビーカーは置いていって抱っこ紐だけにしています。ベビーカーを車に積むとトランクの3分の1が消えるので、これが積載の面でも大きかった。ただ、実家で子どもを寝かせたまま置いておける場所がなくなったのは誤算でした。

着替えは1日2〜3セット。サービスエリアには替える場所がない

片道4時間の道中で、着替えが必要になる回数を甘く見ていました。吐き戻しと、おむつからの漏れ。この2つで、移動日だけで2セット使ったことがあります。

問題は替える場所です。高速のサービスエリアには多目的トイレやベビー休憩室がある所もありますが、年末は混みます。12月30日に立ち寄ったサービスエリアで、ベビー休憩室の前に4組並んでいて、20分待ちました。しかもその日は外気温が2℃で、車の外で作業するのは論外。

それ以来、着替えは車の後席でやる前提にしています。防水シーツを畳んで持っておいて、後席のシートに広げて、そこで替える。エンジンをかけたまま暖房を効かせて、ドアを閉めた状態で作業する。慣れると3分で終わりますが、後席が狭い車だと厳しいと思います。

着替えは1日あたり2〜3セット。移動日は多めに3セット、滞在中は毎日2セットで計算して、4日で10セット弱を持っていきました。多いように見えて、実家の洗濯機を毎日回す前提でこの枚数です。

チャイルドシートの背中には、想像以上に熱がこもる

冬の車移動で一番気をつけているのがこれです。厚手のアウターを着せたままチャイルドシートに乗せると、ハーネスの締まり方が変わって固定が甘くなるとされていて、そもそも推奨されていません。加えて、背中とシートの間に熱がこもります。

うちはアウターを脱がせて乗せて、上から毛布をかける形に統一しました。乗せる前に玄関でジャンプスーツを脱がせて、フリース1枚で座らせる。着いてから、または休憩で降りる直前にまた着せる。手間ですが、走り出して30分後に背中を触ると本当に汗をかいているので、これは続けています。

車内の温度もくせがあって、後席は前席より寒いです。うちの車だと、運転席で快適な設定にしていても後席の足元は数℃低い。逆に、エアコンの吹き出し口の風が直撃する位置にチャイルドシートを置くと、そこだけ暑くなって顔が赤くなります。風が直接当たらない位置に調整して、後席用の吹き出しを弱めに開ける、という落とし所に落ち着きました。

渋滞で2時間動かなかった日に用意しておくべきだったもの

年始のUターンで、事故渋滞に捕まって2時間ほとんど動かなかったことがあります。そのときに足りなかったものが、そのまま今の装備リストになりました。

  • 飲み物。大人の分まで含めて、想定の倍。ミルクを作る用のお湯は魔法瓶に入れて持つ
  • 子どものおやつと、大人の食べ物。サービスエリアに入れないので、車内で食べられるものがないと持ちません
  • 使い捨てのおむつ処理袋。車内で替えたおむつを捨てられる場所がないまま2時間走ることになります。匂いが完全に消えるわけではないですが、ないよりはるかにマシです
  • ガソリン。渋滞中は暖房のためにエンジンを止められないので、残量に余裕がない状態で高速に乗るのは避けています

それと、休憩の間隔です。渋滞を見込んで、片道4時間の予定に2時間の余裕を足して組むようにしました。結果的に早く着けばそれでいい。時間ぎりぎりで組むと、渋滞したときに休憩を飛ばそうとして、子どもにも自分たちにも無理をさせます。

実家に置いておくものを決めると、次の荷物が半分になる

今回一番効いたのがこれでした。帰省のたびに持っていくものを、実家に置いておくものに変える。

置いてきたのは、おむつのストック1パック、風呂で使うバスチェア、折り畳みの簡易ベビーベッド、離乳食用の食器とスプーンのセット。全部、かさばるわりに実家では使い道がなくて、毎回持ち運んでいたものです。バスチェアと簡易ベビーベッドの2つを外しただけで、車のトランクにかなりの余裕ができました。

運用としては、ネットで買って実家に直送しています。おむつのような重いものを車に積む必要がなくなるのが大きい。ただし年末の宅配は明らかに混むので、12月20日までには発送を終わらせるようにしました。去年、26日に注文したものが年明けに届いて、帰省中に一度も使えなかったことがあります。

母には事前に「置いていくものリスト」を送りました。勝手に押し入れに突っ込まれて次に行ったとき見つからない、というのを避けるためです。地味ですが、これをやっておくと次の帰省の準備が本当に短くなります。

大容量ボストンバッグを1つ足した

荷物が増えた分、入れ物も見直しました。買ったのが3wayの大容量ボストンバッグで、手提げとショルダーの肩掛け、それにスーツケースのハンドルに通すキャリーオンに対応しているタイプです。1泊2日から2泊3日くらいの容量で、機内持ち込みサイズ。楽天で2,980円でした。

軽いのが一番よかった点です。空の状態で持つと拍子抜けするくらい軽くて、子どもを抱っこしながら片手で持てる。冬物のアウターのような「軽いけどかさばる」ものを詰める袋として、うちの用途にはよく合っていました。

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不満もいくつかあります。まず中に仕切りがまったくないので、大きな袋にそのまま放り込む形になる。到着してから中を探すと、おむつと大人の服とスリーパーが混ざっていて、結局は圧縮袋とポーチで分けてから詰めることになりました。バッグ自体が仕切ってくれるわけではない。

次に自立しません。空に近い状態で床に置くと、そのまま横に倒れます。サービスエリアで一度、地面に置いたバッグが倒れて口が開き、中身が落ちました。それ以来、車から降ろすときは必ず誰かが持っているか、シートの上に置くようにしています。

それからキャリーオンのベルトです。うちのスーツケースのハンドルは幅が広めで、ベルトの位置と合いませんでした。無理に通すとバッグが斜めに乗って、押している間ずっと落ちそうになる。結局この機能は使っていません。あと、生地は撥水するとありますが防水ではないので、雪の中に置いておくと表面が濡れて、しばらくすると中まで来ます。実家に着いて車から家までの数十メートル、雪の日はバッグを抱えて走ることになりました。

最後に

年末の帰省は、冬支度でやってきたことの答え合わせみたいなところがあります。家の中で整えた環境をそのまま持ち出すわけにはいかないので、どれが本当に必要だったのかがはっきりする。

今年の反省を1つだけ挙げるなら、荷造りを28日の夜に始めたことです。子どもが寝てから2時間かけて詰めて、翌朝出発。当然、忘れ物が3つありました。次は3日前から少しずつ、実家に送るものは20日までに。それだけで、たぶん帰省の半分は終わります。

この記事は冬支度の個別記事です。何から揃えるかの優先順位は秋冬に買い足したもの|寒くなる前に揃えるで整理しています。

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