布製品の手入れ|ソファとカーペット

※ この記事にはプロモーションが含まれています。

掃除道具の中で、うちで一番出番が多いのは粘着クリーナーです。掃除機でもワイパーでもない。理由は性能ではなく、手を伸ばしてから使い始めるまでが2秒だからです。

生後6ヶ月の子どもがいると、汚れは予告なく発生します。ラグの上にボーロの粉が落ちる、抱っこしたシャツに繊維がつく、ソファに毛布の毛が移る。どれも「あとでまとめて」と思った瞬間に忘れる種類の汚れです。

2秒で始められることの価値

掃除機を使うまでの動作を分解すると、充電台から外す、ヘッドを確認する、電源を入れる、で15秒くらい。フローリングワイパーはシートを装着する工程が入るので10秒前後。粘着クリーナーは、掴んで転がすだけなので2秒です。

この差が、実行率にそのまま出ます。うちの体感で言うと、15秒かかる道具は「気になったけど、後で」になる確率が高い。掃除をやるかどうかは、汚れの大きさではなく起動時間で決まっていることが多いんですよね。

もうひとつ、粘着クリーナーは片手で使えます。子どもを片腕で抱いたまま、ソファの上をひと転がしできる。これは掃除機ではできません。乳児のいる家で、両手が空いている時間はそう多くない。

選んだのは、ケース付きの据え置きタイプ

使っているのはレックの粘着式クリーナーです。ケース付きで、サイズは幅18.5cm、奥行8cm、高さ23cm。使わないときはケースに収めて立てておける形です。

ケース付きを選んだのは、露出したまま置くとテープ面に埃がつくからです。以前はケースなしのものをソファの脇に置いていて、次に使うとき最初の1周は「テープに溜まった埃を捨てるための1周」になっていました。地味に無駄。

もうひとつ、ケースがあると置きっぱなしにしても見た目が破綻しないのが大きい。うちはリビングと寝室に1台ずつ置いていますが、白いケースなので家具に紛れます。掃除道具を出しっぱなしにする運用は見た目とのトレードオフになりがちですが、ここは妥協せずに済みました。

短所も書きます。ケースからの出し入れが、片手だと少し引っかかります。ケースが軽いので、勢いよく引き抜くとケースごと持ち上がる。うちは棚の隅に押し込んで、壁で押さえる形にしました。

それと、テープを剥がすときの切れ目です。うちのものは切れ目が入っているタイプですが、剥がす角度が悪いと途中で斜めに裂けます。慣れれば問題ないのですが、最初の数回はきれいに剥がせずイラッとしました。

コロコロ 粘着クリーナー 本体 ケース付き スタンダード スカットカット ( ニトムズ クリーナー 粘着 幅16cmx80周巻 ハンディクリ

コロコロ 粘着クリーナー 本体 ケース付き スタンダード スカットカット ( ニトムズ クリーナー 粘着 幅16cmx80周巻 ハンディクリ

Amazonで見る楽天市場で見る

フローリングには使わないと決めた

使い始めた頃、床にも使っていました。今はやめています。

理由は2つあって、ひとつは粘着力が強いぶん、フローリングの上を転がすと接着剤の成分がうっすら残る感触があったこと。日が差したときに、転がした跡が線になって見えることがありました。

もうひとつは、単純に効率が悪いことです。フローリングの埃はワイパーのほうが速い。粘着クリーナーで6畳ぶんを転がすと、テープを何周も剥がすことになります。適材適所という話でした。

今は完全に布製品専用です。ラグ、ソファ、ベッドカバー、ベビーカーのシート、チャイルドシート。この5つが主戦場になっています。特にチャイルドシートは、掃除機のヘッドが入らない隙間にお菓子のカスが溜まるので、粘着クリーナーのほうが取れます。

食べこぼしへの即応が、一番の使い道

離乳食が始まってから、使用頻度が3倍くらいになりました。

うちのベビーチェアはダイニングテーブルに取り付けるタイプで、真下にはラグが敷いてあります。手づかみ食べの練習をしているので、食べ物は普通に落ちます。落ちたものをすぐ拾わないと、そのまま踏んで潰れる。潰れたら、粘着クリーナーでは取れなくなります。

だから、食事が終わった直後に3周だけ転がす。所要時間20秒。乾いたパンくずやボーロの粉は、これでほぼ完全に取れます。粘着クリーナーは、汚れが乾いて固まる前に使う道具だと理解してから、使い方が定まりました。

逆に、水分を含んだものには無力です。麦茶をこぼしたときや、おかゆが落ちたときは、先に拭いてから乾かして、それから転がす。順番を間違えるとテープが1周で使い物にならなくなります。

もうひとつ意外な使い道が、洗濯物のケアです。ドラム式の乾燥をかけたあと、黒いパンツやニットに白い繊維がつくことがあります。ここに1周かけるだけできれいになるので、出勤前の妻がよく使っています。服専用に小さいタイプを1本追加しようか、今も検討中です。

剥がしたテープの量が、掃除の頻度を教えてくれる

使っていて面白いと思ったのが、消費量が指標になることです。

うちの平常時のペースは、1本のスペア、80周巻きのものを1ヶ月ちょっとで使い切るくらい。これが3週間で終わった月があって、振り返ったら仕事が忙しくて掃除機を2週間かけていませんでした。粘着クリーナーの消費が増えるのは、他の掃除が滞っているサインだった。

逆に、消費が極端に減った月もあります。そのときは単純に、粘着クリーナー自体を使っていなかった。子どもが体調を崩して、家事が全部止まっていた時期です。

数字を追う癖があるので、こういう副産物は面白いです。テープの残量という単純な物理量が、家事の稼働状況を反映している。うちはスペアの発注を「残り20周を切ったら」で決めているのですが、その発注間隔を見れば1ヶ月の忙しさが分かります。

ランニングコストと、置き場所の数

コストの話をします。うちは月に1本強のスペアを使うので、6個入りのパックを買って半年ペースです。1本あたり200円前後として、月200〜300円。掃除機の消耗品と比べると安いほうだと思います。

ただし、強粘着タイプは消費が早いです。1周でしっかり取れる代わりに、すぐ粘着力が落ちて剥がすことになる。うちは日常使いを標準粘着、ラグの奥の毛を取るときだけ強粘着、という使い分けを試しましたが、2種類を管理するのが面倒でやめました。今は標準粘着に統一しています。

置き場所の数についても、増やしすぎない基準を作りました。うちはリビングと寝室の2台。玄関にも置こうかと考えたのですが、玄関の汚れは砂と土なので粘着クリーナーの出番がありません。置く場所を増やすほど、スペアの管理コストも増えるので、実際に使う場所だけに絞るのが正解でした。

子どもが触るようになったら、置き方を見直す

最後に、これから起きそうな問題を書いておきます。

子どもは、転がるものが好きです。うちの子はまだ届きませんが、床置きの粘着クリーナーは間違いなくおもちゃとして認識されます。テープを剥がして口に入れる可能性もあるので、つかまり立ちを始めたら床置きはやめる予定です。

今考えているのは、ソファの背もたれの裏側か、テレビ台の上段に移すこと。ただ、高い位置に移すと大人の使用頻度も落ちます。安全と実行率のバランスをどこで取るかは、子どもの成長に合わせて調整していくしかない。

掃除道具の置き場所は一度決めたら終わりではなくて、家族の状況が変わるたびに見直すものなんだと思います。うちは半年で2回動かしました。たぶん、次はもうすぐです。

この記事は家事の個別記事です。掃除と洗濯の時間を削る考え方は掃除と洗濯の時間を削る|道具より仕組みで整理しています。

タイトルとURLをコピーしました