子連れホテルステイ|出かけない旅行という手

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ホテルに泊まるとして、赤ちゃんをどこに寝かせるのか。ベビーベッドを借りられる部屋ならいいけれど、数に限りがあるという話をよく見ます。となると大人のベッドで添い寝することになる。

うちはまだ子連れで宿に泊まっていません。ただ、予約サイトを眺めながら一番引っかかったのがこの点でした。家の寝室は布団を床に敷いているので落ちる高さがゼロなんですが、ホテルはそうじゃない。落下対策として何ができるのかを調べたので、その内容と、持ち運べるベッドガードについて書いておきます。

不安の正体は、高さと寝返りの組み合わせ

ホテルのベッドは、マットレスの上面が床から50cm前後になることが多いようです。家の布団と比べると、明らかに高い。そして生後6ヶ月の子は寝返りをします。寝ている間に転がる距離は、大人が思っているより長い。

心配なのは落ちること自体ももちろんですが、それ以上に「親が寝ている間に起きる」という点です。日中なら気づけることが、夜は気づけない。だから対策は、気づく前提ではなく、そもそも落ちない構造を作る方向でないと意味がない。

もうひとつ、旅先だと生活リズムが崩れやすいという話もよく見ます。移動で興奮していたり、環境が変わって寝つきが悪かったり。普段より寝返りが多くなる可能性を考えると、家と同じ感覚で見積もるのは危ない気がしました。

マットレスが柔らかいのも見落とされがちな点です。柔らかいと子どもの体が沈み、うつ伏せになったときに顔が埋まりやすくなる。落下とは別のリスクとして頭に入れておく必要がありそうでした。

予約の時点で宿に聞くのが、一番効く

調べていて、結局これが最短だと思いました。部屋の設備は宿ごとに全然違うので、こちらが想像で埋めるより聞いたほうが早い。

聞いておくとよさそうなのは、ベビーベッドの貸し出しがあるか、ベッドガードの貸し出しがあるか、ベッドを壁に寄せてもらえるか、和室や布団の部屋があるか、といったあたりです。予約サイトの備考欄より、電話のほうが確実な回答が返ってくるという話をよく見かけます。

聞くこと自体をためらう必要はないと思っています。子連れの問い合わせは宿側も慣れているはずで、答えられないことを聞いているわけでもない。むしろ、当日に部屋を見てから困るほうがお互いに面倒です。

特にベッドガードは、置いている宿とそうでない宿の差が大きい。数が限られていて先着になることもあるようなので、聞くなら早いほうがいいはずです。ここは実際に泊まっていない私が具体的な数字を書ける部分ではないので、行き先が決まったら必ず自分で確認してください。

部屋の中でできることは、だいたい四つ

調べた対策を整理すると、こうなりました。

  • ベッドを壁に寄せて、片側を塞ぐ
  • ベッドとベッドの間を詰めて、隙間をなくす
  • マットレスを床に下ろして、高さそのものを消す
  • ベッドガードを設置して、落ちる側を物理的に囲う

一つ目と二つ目は道具が要らないぶん手軽ですが、隙間が完全には消えないという弱点があります。ベッドと壁の間に数センチの隙間ができると、そこに挟まる危険が出てくる。タオルや毛布を詰めて塞ぐ、という手はあるものの、動かされたら終わりです。

三つ目は確実です。ただ、マットレスを勝手に動かしていいかは宿の判断になるので、これも事前確認が要る。ツインの部屋で片方を下ろす、という運用ができるなら、たぶん一番安心できる方法だと思います。

四つ目のベッドガードは、囲うという意味では一番はっきりした対策です。ただ、これも設置の仕方を間違えると隙間ができる。柵があることで安心して確認を省く、というのが一番まずいパターンだと思っています。

持ち運べるベッドガードという選択肢

宿に貸し出しがない場合、自分で持っていくという手があります。折りたたみ式のベッドガードは、収納袋に入れて畳めるので車なら問題なく積める。I型・L型・U型に変形できるモデルなら、部屋の配置に合わせて形を変えられます。

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気になっているのは、取り付け方式です。マットレスの下に板を差し込んで、体重で固定するタイプが主流ですが、これはマットレスの厚みや硬さによって効き方が変わります。ホテルのベッドは家庭用より厚いことが多いので、差し込む長さが足りるかどうかは現物合わせになる。

それと、荷物としては軽くありません。畳んでも幅が1m以上あるモデルが多く、電車移動の荷物に加えるのは正直きつい。車で行く旅行なら現実的だけれど、新幹線や飛行機を使うなら、宿の貸し出しを当てにするか別の方法を考えたほうがよさそうです。

サイズも悩みどころでした。120cmだと大人のベッドの端まで届かない可能性がある。かといって180cmのものは、畳んだときの長さがそのぶん増えます。自宅でも使うつもりなら家のベッドに合わせればいいものの、持ち運び前提だと「どの部屋にも合う長さ」というのが存在しない。ここは割り切るしかなさそうです。

もうひとつ、これは自宅でも同じですが、ベッドガードと本体の間に隙間ができると意味が反転します。柵を付けたことで安心して、隙間の確認を怠るほうが危ない。設置したら、寝る前に自分で上から押して、隙間ができないか確かめる作業が要ると思っています。

洋室をやめる、という手もある

対策を並べていて思ったのは、そもそも高いところに寝かせなければいい、ということでした。和室で布団を敷けば、落下という問題自体が消える。旅館だけでなく、和室や畳スペースのある部屋を用意しているホテルもあります。

ただ、和室には和室の注意点があるようです。布団が柔らかすぎないか、大人の布団と近すぎないか。段差のある小上がりだと、そこから落ちる可能性もある。「和室にすれば安心」と単純化はできない。

調べていて知ったのは、赤ちゃん連れ向けのプランを用意している宿がそれなりにあることでした。ベビーベッドや踏み台、おむつ用のごみ箱をまとめて用意してくれるような内容です。設備を一つずつ確認するより、こうしたプランから探すほうが早いかもしれません。内容は宿によって違うので、プラン説明を読んで判断することになります。

それでも、50cmの高さから落ちる想定と、床の上で転がる想定では、対策の重さがまったく違います。うちが最初に泊まるなら、たぶん和室を探すと思います。

道具より先に、確認の手順を決めておく

調べ終えて感じたのは、道具を買うかどうかより、部屋に入ってから何を確認するかを決めておくほうが大事だということでした。ベッドの高さ、壁との隙間、マットレスの硬さ、周りに落ちているもの。これを毎回同じ順番で見る。

あわせて、寝る位置も決めておきたい。壁側に子ども、その隣に親、外側にもう一人という並びなら、落ちる側に必ず大人がいる形になります。単純な話ですが、疲れて部屋に入るとこういう基本が抜けそうな気がしています。

荷物を置いてすぐ子どもを寝かせるのではなく、先に寝床を作ってしまう。順番を決めておけば、疲れていても抜けが出にくい。不安を減らすのは、道具というより手順のほうだと今は思っています。行ってもいないうちからこう書くのも妙な話ですが、準備の段階で考えられることは考えておきたいので。

この記事は子連れ旅行の個別記事です。実際に行ってみた全体の記録は赤ちゃん連れ旅行|生後6ヶ月で行ってみた記録にあります。

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