子どもの写真整理|撮りっぱなしをやめる

※ この記事にはプロモーションが含まれています。

子どもが生まれてから1年で、スマホの写真フォルダに残っている枚数を数えました。9,400枚。動画を除いてこれです。月に平均780枚。そして、この1年で見返した写真は、たぶん200枚もありません。撮ることだけが目的化していました。

この記事は、その状態から抜け出すために試したことの記録です。自動化を組もうとして失敗して、最後に落ち着いたのは、月に1回、数枚を選ぶだけという運用でした。1年分を振り返る作業でもあったので、このクラスタの締めとして書いておきます。

撮った枚数と、見返した枚数が釣り合わない

枚数が増えた理由ははっきりしています。連写です。子どもは動くので、いい表情を狙うと1回のシャッターで10枚以上撮れる。そのうち9枚はブレているか目を閉じている。それを消さずに放置していました。

問題は、9,400枚あると探せなくなることです。「6ヶ月ごろの、笑っている写真」を探そうとして、スクロールに5分かかって諦めたことがあります。多すぎる記録は、無いのと同じでした。ログを取りすぎて解析できなくなるのと同じ話です。

妻に「あの写真見せて」と言われて出てこないのが、地味に効きました。撮影者としての役割を果たしていない。ここでようやく、整理は撮影とセットの作業なのだと思うようになりました。

あと、容量の問題もあります。クラウドの契約を1段階上げたのが去年の秋で、月額が数百円増えました。金額としては小さいですが、ブレた写真のために払っていると思うと納得がいきません。

自動整理を組もうとして、続かなかった

最初にやったのは、当然ながら自動化でした。顔認識で子どもが写っている写真だけを抽出して、ブレ判定で弾いて、月ごとにフォルダを作る。スクリプトを書いて、2週間ほど動かしました。

技術的には動きました。動かなかったのは運用のほうです。ブレ判定の閾値をどこに置いても、残したい写真が弾かれる。手ブレしているのに表情がいい1枚が、機械的に消える。結局、判定結果を全部目視で確認することになって、それなら最初から手で選ぶのと変わりません。

もうひとつの誤算は、写真を選ぶ基準が「写真として良いかどうか」ではないことでした。ピントが甘くても、その日にしかない表情なら残す価値がある。逆に、完璧に撮れていても代わりのきく1枚は要らない。この判断は自動化できませんでした

スクリプトは3ヶ月で動かさなくなりました。仕組みを作った満足感で、肝心の整理が進んでいなかったというのが正直なところです。

月に数枚だけ選ぶ運用に落ち着いた

いまやっているのは、月末に30分だけ時間を取って、その月の写真から10枚前後を選ぶことです。選んだものはアルバム機能でまとめて、それ以外は消しません。消す判断をしないぶん、作業が軽い。

10枚という数字にしたのは、1年で120枚になるからです。これぐらいなら、見返せる量に収まります。実際に去年の分を選び直したら、117枚になりました。この117枚は、何度も見ています。

選ぶ基準も決めました。同じ構図が続いていたら1枚だけ、家族が写っているものを優先、日常の場面を必ず1枚入れる。誕生日や行事の写真ばかりだと、その1年がイベントの記録になってしまう。ごはんを食べている顔とか、床で転がっている写真のほうが、あとから見て面白いです。

月末の30分は、カレンダーに繰り返しの予定として入れています。予定にしないとやらないので。子どもが寝たあとの30分で、コーヒーを飲みながらやる程度の作業です。

プリントすると、見返す回数が変わる

選んだ写真は、L判でプリントしています。ネットのプリントサービスで、1枚あたり10円前後。120枚で1,200円ちょっとです。

プリントを始めた理由は単純で、データは見返さないと分かったからです。スマホの中の写真は、探さないと出てこない。棚に置いてあるアルバムは、目に入ったときに開きます。この差は思っていたより大きかったです。

使っているのは、L判が480枚入るポケットアルバムです。2,600円ほどで、1ページに6枚ずつ入る形式。ポケットに差すだけなので、写真を並べ替えたり後から追加したりできます。

【新色登場】アルバム 写真 大容量 ナカバヤシ セラピーカラー 6面ポケットアルバム L判480枚収納 TCPK-6L-480【WEB限定品

【新色登場】アルバム 写真 大容量 ナカバヤシ セラピーカラー 6面ポケットアルバム L判480枚収納 TCPK-6L-480【WEB限定品

Amazonで見る楽天市場で見る

使ってみて良かったのは、1ページに6枚並ぶことで「その月」がひと目で分かることでした。3ヶ月ぶんを見開きで比べると、顔つきの変化がはっきり見えます。難点は、厚みです。480枚入る仕様なので本体がそれなりに厚く、棚に立てると幅を取ります。あと、ポケットに差すときにフィルムに指紋が付きやすくて、几帳面な人は気になるかもしれません。

枚数を増やしすぎないほうがいいというのも実感です。1冊に詰め込むと、めくるのが億劫になる。うちは1年で1冊のペースにするつもりで、そのほうが「これは1歳の年」と区切って見られます。

バックアップは、整理とは別に考える

整理の話と混ざりがちですが、バックアップは別問題です。選んだ120枚だけを残して、残りを消すという方針も検討しました。やめた理由は、消したものは戻らないからです。いま不要に見える1枚が、5年後に必要になるかもしれない。

いまは、全部をクラウドに置いたまま、外付けのSSDに年1回コピーしています。9,400枚で容量は40GB弱。スマホの中身をまるごと吸い出して、年ごとのフォルダに入れるだけの作業で、30分もかかりません。

クラウドだけにしないのは、アカウントに何かあったときが怖いからです。仕事でデータを扱っていると、単一障害点を作りたくなくなる。手元に1本、物理的なコピーがあるだけで気が楽になります。

逆に、凝ったバックアップの仕組みは組んでいません。自動同期を設定した時期もありましたが、エラーが出たときに気づけないほうが危ない。年に1回、手を動かして確認するほうが、うちには合っていました。

祖父母への共有は、別のルートを作った

両家の祖父母には、月に1回、選んだ写真をまとめて送っています。以前は思い出したときに1〜2枚ずつ送っていたんですが、送る頻度に波があると、間隔が空いたときに催促されるようになりました。

いまは、月末の整理と同じタイミングでまとめて送る。定期便にすると、こちらも忘れないし、向こうも待っていてくれます。妻の実家には妻が、私の実家には私が送る、と分担も決めました。

プリントも、余分に焼いて実家に送っています。1回あたり十数枚で数百円。スマホを扱うのがあまり得意でない私の父が、写真立てに入れて飾っているのを見て、これは続けようと思いました。

公開範囲の話も一度きちんと決めました。うちはSNSに子どもの顔を出さない方針にしています。共有するのは家族のグループだけ。これも夫婦で最初に話しておいてよかったことの1つです。

1年を振り返って

この1年で買ったものを並べると、失敗もそれなりにありました。園の指定を確認せずに買ったエプロン、混ぜて使えなかった積み木、光って音の鳴るおもちゃ。振り返ると、共通しているのは「先回りして買った」ものです。

逆に長く使えているのは、子どもの動きを見てから買ったものでした。積むようになってから足した積み木、逃げるようになってから替えたパンツタイプのおむつ、投げるようになってから替えた食器。少し遅れて買うぐらいが、ちょうどよかったのだと思います。

写真整理も同じで、最初から完璧な仕組みを組もうとして失敗しました。月に30分と10枚。それだけの運用が、いまのところ1年続いています。来年の今ごろ、この117枚を子どもと一緒に見られたらいいなと思っています。

この記事は個別のレビューです。生後7ヶ月から1歳までに買ったもの全体は生後7ヶ月から1歳まで|買い足したものと手放したもので振り返っています。

タイトルとURLをコピーしました