大人のトラベルグッズ|子連れだと荷物が変わる

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子連れ旅行の準備をしていて意外だったのが、変わるのは子どもの荷物だけではないという点でした。大人の荷物のほうが、根本的に選び直しになる。子どもの荷物は減らせないので、削る対象が自分側にしか残らないからです。うちはまだ生後6ヶ月の子を連れて泊まりで出かけたことがないのですが、リストを作りながら気づいたことをまとめておきます。

1泊2日の総重量が、想像より増える

試しに、1泊で持っていくものを全部リビングに並べてみました。ベビーカー、抱っこ紐、おむつ、おしりふき、着替え、離乳食と食器、バスタオル、ガーゼ、体温計、常備薬、母子手帳と保険証。これに大人2人ぶんの荷物が乗る。

独身のころの1泊は、バックパック1つで完結していました。着替えと充電器と洗面用具。それが今は、子どもの荷物だけでバッグが1つ埋まります。持てる量には上限があるのに、必須の荷物だけで上限に近づくという構図。だから大人の荷物は、あってもなくてもいいものから順に落としていくことになります。

それと、重さの問題もあります。かさばるものより、重いもののほうが後で効いてくる。片手で子どもを抱えたまま、もう片方で荷物を運ぶ場面が必ず来るので、そのときに持てる重さが実質的な上限です。ここは数字で見ておいたほうがいい部分だと思っています。

大人の荷物を削る順番

削る順番も決めました。まず、宿にあるものを外します。タオル、歯ブラシ、ドライヤー、浴衣。このあたりは宿の設備情報に載っているので、確認すればまるごと持たずに済みます。

次が、現地で買えるもの。ちょっとした日用品や飲み物は、着いてから買えばいい。最後に残るのが、代わりが効かないものです。充電器、財布、鍵、常備薬、メガネ。ここは減らせません。

私の場合、最終的に残ったのはTシャツ1枚、下着、充電器とケーブル、洗面用具、それとモバイルバッテリー。着替えを2セット持つのをやめたのが一番効いています。1泊なら1セットで足りるし、汚れたら現地で買えばいい。この割り切りができるのは自分の荷物だけなので、そこは徹底することにしました。

ポーチで分けると、探す時間が消える

削ったあとに残る問題が、詰め方です。全部を1つのバッグに入れると、必要なものを取り出すのに全部出すことになる。これは家の外出用バッグでも起きていて、妻と共有していたころは中身の場所が毎回分からなくなっていました。

そこで調べたのが、トラベルポーチのセットです。楽天では8点セットが2,380円前後で出ていて、衣類用の大きめの袋、下着用、小物用、メッシュのバッグ、化粧ポーチといった構成。撥水加工とうたわれているものが多く、Amazon側にも同じような8点構成の製品が並んでいます。

トラベルポーチ 8点セット 旅行 衣類 下着バッグ ケース 小物収納 旅行バッグ 出張 便利 旅行用 化粧ポーチ アレンジケース 衣類収納

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Amazonで見る楽天市場で見る

この手のセットで気をつけたいのは、8点すべてを使うわけではないという点です。実際に使うのは大きめの袋2つと小物用が1つ、といったところになりそう。残りは家に置いたままになります。生地も薄手のものが多いので、角のあるものを入れる用途には向かない。口コミではファスナーの動きや縫い目の耐久を気にする声も見かけました。

それでも分ける価値があると思っているのは、探す時間そのものが減るからです。子どもを抱えているとき、バッグの中を漁る余裕はありません。中身が見えるメッシュのものを混ぜておけば、開けずに判断できる。ポーチ選びで大事なのは容量より、外から中身が分かるかどうかだと思っています。

もう一つ、詰めるときに決めたのが、同じ種類のものを1箇所にまとめないことです。充電ケーブルを全部同じポーチに入れると、そのポーチを紛失した時点で全滅する。宿に忘れるリスクを考えると、代えの効かないものは分散させておいたほうがいい。これは荷物が増える方向の判断なので、削る話とは矛盾するのですが、貴重品まわりだけは例外にしました。

基準は「片手で開けられるか」

子連れになってから、大人の持ち物を選ぶ基準が一つ増えました。片手で扱えるかどうかです。

ファスナーを両手で押さえないと開かない財布、両手でひねらないと開かない水筒、バックルを両手で外すバッグ。今まで気にしていなかったものが、片手が塞がった瞬間に全部ストレスになります。片方の手には常に子どもがいる前提で、道具を見直す。これが一番実感のある変化でした。

バッグそのものも同じで、肩掛けよりリュックのほうが両手が空きます。ただ、リュックは背負ったまま中身を取り出せないという弱点がある。子どもを抱えたままリュックを下ろすのは面倒なので、よく使うものだけはウエストポーチやサコッシュに分ける、という構成に落ち着きそうです。

1つのバッグに収めるのを、やめた

以前は、荷物は1つにまとめるのが正解だと思っていました。バッグが1つなら忘れ物もしないし、持ち運びも楽。子連れだと、これが逆になります。

荷物を1つにすると、その1つが重くなりすぎる。しかも、中身を取り出すたびに全部を開けることになる。それより、用途ごとに分けて、二人で分担して持つほうが動きやすい。子どもの消耗品は片方のバッグに集約して、大人の着替えは別の袋に、貴重品はそれぞれが自分で持つ。

この分け方の利点は、片方が席を外しても行程が止まらないことです。おむつ替えに行く人がどのバッグを持っていけばいいか、迷わない。逆に欠点は、荷物の数が増えて置き忘れのリスクが上がることで、そこは移動のたびに数を数えるしかなさそうです。

削らないと決めたもの

逆に、大人の荷物でも削らないと決めたものがあります。モバイルバッテリーと、長めの充電ケーブル。旅先で地図と連絡と写真を全部スマホでやる以上、電池が切れると詰みます。宿のコンセントが遠い位置にしかないこともあるので、ケーブルは2mを選びました。

それと、密閉できるゴミ袋。使用済みのおむつを持ち歩く場面が必ず出てくるので、これは大人側の荷物として持ちます。かさばらないし軽い。重さのわりに解決する問題が大きいものは、削る対象に入れないことにしました。

逆に、思いきって外したのが本と、大きめのカメラです。移動中に本を読む時間はまず取れないし、カメラを構える余裕もない。写真はスマホで十分だと割り切りました。持っていっても使わないものは、荷物というより後悔の種になるだけなので。

買う前に測っておきたいこと

最後に、道具を買う前に確認しておきたい数字を書いておきます。まず、車のトランクや、乗る予定の交通機関で置ける荷物のサイズ。ここを測らずにバッグを買うと、入らない可能性があります。

次に、自分が片手で持てる重さ。片方の手に7〜8kgの子どもがいる状態で、もう片方に何kgまで持てるか。これは家で一度試せます。私はやってみて、思ったより持てないことが分かりました。数字にしておくと、荷物を詰める段階でブレーキがかかります。

大人のトラベルグッズは、便利さで選ぶものだと思っていました。今は、片手で扱えるかと、置き忘れないかの2つで見ています。実際に行ったら基準がまた変わるかもしれませんが、今の段階ではこの2つで足りていると思っています。

調べていて意外だったのは、大人の荷物を減らす工夫のほとんどが、子どもの荷物を増やすための余白づくりだったことです。自分の着替えを1枚減らせば、その分だけおむつが入る。ポーチで分類するのも、自分のものを探す時間を削って、子どもに手を使うためでした。目的が違うと、同じ道具でも選ぶ基準が変わります。

この記事は子連れ旅行の個別記事です。実際に行ってみた全体の記録は赤ちゃん連れ旅行|生後6ヶ月で行ってみた記録にあります。

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