※ この記事にはプロモーションが含まれています。
公園から家まで、徒歩12分。この距離を、下半身がびしょ濡れの生後6ヶ月を抱えて歩いたことがあります。9月の夕方で気温は24度、風もあって、正直かなり焦りました。それまで私は「汚れたら帰ればいい」と思っていたんですが、その日で考えを変えました。帰るまでの12分が問題なんです。今は着替えを1セット固定で持ち出す運用にしていて、中身も入れる袋も決めてあります。持ち出す側の話に絞って書きます。
徒歩12分が、いちばんきつい時間だった
その日は近所の公園の、水が出る石の水盤みたいなところで遊ばせていました。座らせていたら思ったより深く水が溜まっていて、気づいたときにはズボンも肌着もおむつまで全部濡れている。着替えは持っていませんでした。遠出をしていたわけではなく、家から徒歩12分の公園です。
ベビーカーに乗せると背中側が濡れてシートまで湿るので、結局抱っこで帰りました。抱っこすると私の服も濡れる。信号待ちのたびに子どもの脚が冷たくなっていないか触って確認して、家に着いたときには自分のTシャツも前面が全部湿っていました。子どもは途中から泣き出して、その泣き方が「不快」の泣き方だったのがいちばんこたえたところです。
この日から、着替えは「汚れたときに使うもの」ではなく「帰り道のためのもの」という位置づけに変えました。汚れた瞬間に帰れるなら要らないんです。要るのは、帰り道が5分でも10分でもあるからで。
汚れる前提で組むと、判断がなくなる
発想の転換というと大げさですが、やったことは単純です。出かける前に「今日は汚れそうか」を考えるのをやめました。考えると、だいたい「まあ大丈夫だろう」に着地するからです。9月に入ってからの4週間で、着替えを実際に使ったのは6回。週に1.5回くらいの頻度で、これは事前に予測できるものではなかった。水たまり、飲みこぼし、砂場からの汗、それと単純におむつ漏れ。原因はばらばらです。
なので、判断そのものを外しました。セットは常に持つ。使ったら補充する。この2つだけをルールにして、中身を毎回考えないようにしています。理屈っぽい言い方をすると、判断の回数を減らしたほうが運用が続くという話です。
中身は7点で固定した
入れているものを書き出します。ここだけ箇条書きにします。
- 上下1組(Tシャツかロンパースとズボン)
- 肌着1枚
- 靴下2足
- おむつ3枚
- おしりふき1パック
- 薄手のタオル1枚
- 汚れ物を入れる袋
靴下を2足にしているのは、片方だけ濡れる場面が意外と多いからです。ベビーカーの足元に水が入る、砂場で片足だけ突っ込む、みたいな。1足だと替えたそばからもう片方が気になる。おむつ3枚は多いように見えますが、着替えが必要になる場面はおむつも交換になっていることが多くて、2枚だと帰りに足りなくなったことがあります。
タオルは1枚だけ。拭く用と敷く用で2枚欲しくなる瞬間はあるんですが、増やすとかさばって持ち出さなくなる。薄手のフェイスタオルサイズで妥協しています。
逆に、最初は入れていて外したものもあります。長袖の羽織りと、スタイ数枚。羽織りは季節で入れ替える前提にしたので通年では置かない。スタイは離乳食用のバッグに入っていて二重になっていたので抜きました。
汚れ物の袋を分けないと、きれいな着替えまで湿る
最初にやった失敗がこれです。ひとつの巾着に着替えも汚れ物も全部入れていました。濡れたズボンとおむつを、乾いた着替えの上に押し込む。帰宅して開けたら、使っていない肌着まで湿って、しかも砂場の砂が全体に回っていました。次に使うときには洗い直しからやり直しです。
今は袋を2つに分けています。きれいな着替えを入れる袋と、汚れ物を入れる袋。この使い分けで、素材も変えました。汚れ物側は防水のナイロン。乾いた着替え側は布の巾着です。
理由は通気で、濡れていないものを密閉性の高い袋に長く入れておくと、車の中の温度が上がる季節にこもった匂いがついたことがあったからです。布の巾着なら多少は抜けます。逆に濡れた物を布に入れたら外まで染みるので、こちらは防水一択。
買った巾着と、短所のほう
乾いた着替え側に使っているのが、nicomako(ニコマコ)の巾着袋 大きめサイズ 日本製 体操服袋 お着替え袋 Lというやつです。楽天で1,200円でした。もともと体操服入れとして売られているもので、上下1組と肌着、靴下、おむつ3枚を入れてまだ少し余ります。
短所も書いておきます。まず、巾着は口が締まるだけで防水ではありません。当たり前なんですが、汚れ物をこっちに入れると外まで湿ります。名前のとおり体操服袋なので、そういう作りです。それと布なので匂いが移る。おむつを一度入れてしまった日は、洗ってもしばらく気になりました。結果、洗い替えが必要になって同じものをもう1枚買っています。1枚で回そうとすると、洗濯中に持ち出せない日が出るので。
汚れ物側は、Amazonで見つけた特大サイズのナイロン製の収納袋を使っています。30×40cmで防水。濡れたズボンとタオルを丸めて入れてもまだ余裕があります。こちらの不満は、中が見えないので入れっぱなしを忘れることです。翌日開けて後悔したことが2回ありました。
名前は両方に書いています。マジックで直接ではなく、内側にタグ用のシールを貼る形。公園で他の家族と荷物が並ぶ場面はそこそこあるので、これは早めにやっておいてよかったところです。
車に置きっぱなしにして、3ヶ月ごとに入れ替える
持ち出しをやめました。正確には、出かける前にバッグへ詰める作業をやめて、置きっぱなしにしています。
車には常に1セット。助手席の後ろのポケットに巾着ごと入れてあって、使ったらその日のうちか翌日に補充するというルールだけ守っています。補充を後回しにすると、次に必要になった日に空の袋を開けることになる。これも1回やりました。使った日は玄関に袋を出しておいて、洗濯が終わったら詰め直して車に戻す、という導線にしてからは抜けていません。
徒歩で行く公園用には、ベビーカーの下カゴに入れる版を別に作りました。こちらは中身を少し削っていて、上下1組、おむつ2枚、おしりふき、汚れ物袋の4点だけ。下カゴは容量が限られていて、水筒や保冷バッグと取り合いになるからです。フル装備は車、最小構成はベビーカー、と割り切っています。
季節でも中身は変わります。今は9月なので、半袖と長袖を1枚ずつ入れています。日中は26度くらいでも、夕方に風が出ると急に涼しくなる日がある。どちらかに決め打ちすると外すので、この時期だけ2枚体制です。10月に入ったら長袖だけにして、代わりに薄手のパーカーを足す予定でいます。
もうひとつ厄介なのがサイズです。生後6ヶ月は成長が早くて、置きっぱなしにしている服が気づくと小さくなっている。実際、車のセットに入れっぱなしだったロンパースを3ヶ月ぶりに出したら、明らかに窮屈でした。焦っている場面で「入らない」は最悪なので、今は3ヶ月ごとに中身を全部出して確認する日を決めています。カレンダーに入れました。
それと、置きっぱなしにする以上、車内の温度は気にしています。夏場の車内はかなり上がるので、おしりふきは何度か乾き気味になって入れ替えました。飲み物や体に塗るものを一緒に入れるのはやめて、袋の中は布とおむつ類だけにしています。
最後に
この運用にしてから変わったのは、公園で「そろそろ帰ろうか」と考える回数が減ったことでした。以前は服が濡れた時点で終了だったのが、今は着替えさせてもう30分遊べる。汚れることが撤収の理由ではなくなった、というのがいちばん大きい違いです。
手間がゼロになったわけではありません。補充のルールを守るのは地味に面倒だし、袋は2つ持つぶん洗い物も増えます。それでも、びしょ濡れの子どもを抱えて12分歩くよりは、はるかにましでした。
この記事は外遊び用品の個別レビューです。公園に持っていくもの全体は子連れの外遊び装備|公園に何を持っていくかにまとめています。

