名前つけグッズ|スタンプとシールとテープ

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保育園の持ち物に名前を書く作業を、最初は油性ペンでやろうとしました。3日でやめました。おむつ1枚、靴下1足、コップ、タオル、着替えの全部。数えたら名前を書く対象が80箇所以上あって、しかも小さい服のタグは書きにくい。ペンがにじんで読めなくなったスタイが2枚出た時点で、道具を買うことにしました。

この記事は、お名前スタンプ・お名前シール・アイロンテープの3つを実際に使い分けた話です。どれか1つで全部を賄うのは無理でした。素材ごとに向き不向きがはっきり分かれます。

手書きが破綻する理由は「量」ではなく「素材」

80箇所と聞くと量の問題に見えますが、実際にやってみると詰まるのは素材でした。綿のタオルは書けます。でも、伸びる素材の肌着タグはペン先が引っかかって字がゆがむ。ナイロンのループは滲む。プラスチックのコップは表面をはじいて、乾く前に触ると消える。

とくにひどかったのが靴下です。うちの子の靴下は足裏に滑り止めが付いているタイプで、書ける平らな面がほとんどない。ゴムの部分に書いたら3回目の洗濯でほぼ消えていました。洗濯で消えるかどうかは、素材と書いた場所で決まるんですよね。

もうひとつ、字の問題があります。私は字が汚いので、書いた名前を妻に「これ読めない」と言われました。園の先生が読めなければ意味がありません。同じ形で同じ大きさが出る、というだけでスタンプには価値がありました。

布はスタンプ、が結論だった

買ったのはゴム印のセットです。ひらがな・漢字・ローマ字が揃っていて、専用のスタンプ台が付いたもので2,980円。名前の文字を1つずつ組み替えるタイプではなく、名前がそのまま彫られた印が大小いくつか入っている構成でした。

布に押すと、輪郭がしっかり出ます。タグに押すのが一番きれいで、肌着の内側、ガーゼ、タオル、エプロン、全部これで済ませました。押して30秒ほど乾かして、当て布をしてアイロンをかけると定着が上がると説明書にあったので、そのとおりにしています。今のところ、20回以上洗ったタオルでもまだ読めます。

短所もあります。まずインクの乾きが遅い。押した直後に重ねると裏移りするので、押した服を並べる場所が要ります。私は床にバスタオルを敷いて、そこに並べていました。それと、凹凸のある生地は苦手です。パイル地のタオルは文字が半分潰れました。潰れても読めるので実用上は問題なかったですが、きれいには仕上がりません。

あと、注文から届くまで6日かかりました。名前が彫られている以上、既製品ではないので当然といえば当然。入園説明会の直後に頼むのが正解です。

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使い始めてから気づいたのは、印の大きさが3種類あると使い分けが楽だということです。タオルのタグには小さい印、着替えの服の背中側には中くらい、園に置く布団カバーには大きい印。大は小を兼ねないので、小さい印が入っているセットを選んだのは結果的に正解でした。逆に、装飾のイラスト付きの印は一度も使っていません。かわいいけれど、園の持ち物に必要なのは読みやすさだけでした。

プラスチックには防水シール

コップ、歯ブラシ、お弁当箱、水筒。この手のものにスタンプを押しても、こすれば落ちます。ここは防水タイプのお名前シール一択でした。

うちが使っているのは耐水のラミネート加工がされたシールで、食洗機に3ヶ月入れているコップのシールがまだ剥がれていません。ただし、剥がれるときは端から一気に来ます。角が浮いてきたら早めに貼り替えるほうがよさそうです。

失敗したのは、電子レンジ対応の食器に貼ったシールが、加熱を繰り返すうちに黄ばんだことです。読めなくはないけれど、白かったシールがベージュになりました。熱がかかる場所は、消耗品と割り切るのがいいと思います。

貼るときのコツがひとつあって、貼る面を先にアルコールで拭くと持ちが変わります。新品のコップでも、製造時の油分なのか薄い膜があって、そのまま貼ると1週間で端が浮きました。拭いてから貼ったものは3ヶ月経っても平気です。5秒の手間で結果が変わるので、これはやったほうがいいです。

シールはサイズが何種類も入ったセットで届きます。うちが買ったものは大小合わせて数百枚あって、正直、大きいサイズが余っています。実際によく使うのは幅2cm前後の中サイズと、丸い小サイズ。次に買うときはサイズ構成を見て選びます。

靴下と靴には、テープかタグ

最後まで残ったのが靴下でした。スタンプは滑り止めに負ける、シールは洗濯で剥がれる。ここはアイロン接着のネームテープを縫い目の内側に貼るか、専用の靴用タグを使うことになりました。

アイロンテープの弱点は、単純に手間です。1枚あたり15秒アイロンを当てて、冷ますまで動かせない。20足やると30分近くかかります。それと、当て方が甘いと角から剥がれてきます。剥がれた1枚を洗濯機の中で見つけたときは、正直がっかりしました。

靴は、中敷きの土踏まずのあたりに貼るタグが便利でした。外から見えないし、汗で剥がれることも今のところありません。左右を間違えないように、同じ位置に揃えて貼るのがコツです。

ちなみに靴下は、そもそも枚数を減らすという解決策もあります。うちは同じ色・同じ形の靴下を6足まとめ買いして、片方なくなっても組み合わせが崩れないようにしました。名前つけの手間は変わりませんが、洗濯後にペアを探す時間がゼロになったのは思わぬ副産物でした。

アイロンが使えない素材のときは、縫い付けるタイプのネームテープが残ります。妻が3枚だけ縫ってくれましたが、1枚に5分かかっていました。全部これでやるのは現実的ではありません。

おむつ1枚ずつ、という現実

うちの園は紙おむつ持参で、1枚ずつ名前を書く指定でした。月に120枚。手書きだと1枚10秒として20分、しかもおむつの表面は光沢があってペンが滑ります。

書く場所も指定があって、うちは「おむつのおしり側、外から見える位置」。テープを留めたときに隠れない場所という理由だそうです。園ごとに違うので、ここも確認しておいたほうがいいところです。

ここで効いたのが、大きめのゴム印です。パックを開けて、おむつを扇状に少しずらして重ねて置くと、腰まわりのギャザー部分が階段状に並びます。そこへ上から順にポンポン押していく。この方法だと1パック56枚を5分弱で終えられました。私が担当している数少ない育児作業の中で、いちばん得意な部類です。

3つの使い分けを1行でまとめると

布はスタンプ、プラは防水シール、靴下と靴はテープとタグ。この3つを揃えると、費用は合計で5千円弱になります。手書きで済ませたい気持ちは分かるんですが、書き直しと貼り直しの時間を考えると、初期投資として妥当な金額でした。

作業の進め方でひとつ効いたのが、「素材ごとにまとめる」ことでした。最初は持ち物リストの順番どおりにやっていて、布・プラ・靴下と道具を持ち替えるたびに手が止まっていたんですよね。途中から、布類を全部集めてスタンプで一気に、次にプラを集めてシール、最後に靴下、という順に変えました。同じ作業を続けるほうが速いのは、コードを書くときと同じでした。

ひとつだけ注意があって、園によっては「名前は縦書き」「フルネームで」「ひらがなで」といった指定があります。スタンプは注文時に書体と文字種が決まるので、ここを確認してから発注してください。私はローマ字も入ったセットを選びましたが、いまのところ一度も使っていません。

この記事は個別のレビューです。生後7ヶ月から1歳までに買ったもの全体は生後7ヶ月から1歳まで|買い足したものと手放したもので振り返っています。

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