※ この記事にはプロモーションが含まれています。
保育園に持っていく服は、好みで選ぶものではありませんでした。うちの園のリストには「フード付き不可」「ひも付き不可」「上下つながった服は不可」「スカート・ジーンズは避ける」と並んでいて、この時点で手持ちの服の半分が脱落しました。かわいいと思って買ったパーカーは、一度も園に行っていません。
この記事は、禁止事項から逆算して通園服を選び直した記録です。理由が分かると納得できるものが多くて、いまは家で着る服のほうも少し変わりました。園ごとにルールは違うので、うちの例として読んでください。
禁止されている理由を聞いたら納得した
フードが不可なのは、遊具や他の子の手に引っかかると首が締まる恐れがあるから。ひもも同じ理屈です。うちの園の先生は「たまたま踏まれただけでも危ないので」と説明していました。安全に関わることなので、園の判断に従っています。
上下つながったつなぎ、いわゆるロンパースやカバーオールが不可なのは、おむつ替えと着替えの回数が理由でした。0歳児クラスでも1日に何度も替えるので、股のスナップを1つずつ留める作業が全部の子ぶん積み上がる。1人30秒として、10人いれば5分。それが1日5回。先生の手を奪っている、という言い方をされて納得しました。
デニムのような硬い生地も避けるように書かれていました。動きにくいのと、うつ伏せで遊ぶときに膝が痛いからだそうです。装飾のボタンやスパンコールも、取れて口に入ると危ないので不可。禁止事項は全部、安全か手間のどちらかに理由があると分かってから、リストを読むのが楽になりました。
ひとつだけ、園によって真逆になるのがロンパースの扱いです。0歳児クラスに限って認めている園もあると聞きました。うちも入園前に確認したら、首が据わっていない時期は相談可という回答でした。決めつけずに、自分の園に聞くのが早いです。
「自分で着られる形」は0歳でも意味がある
1歳前後で、着替えのときに腕を通そうとする動きが出てきます。ここで服の形が効いてきました。首まわりが伸びる素材のTシャツは、頭が引っかかりにくいので子どもが自分から頭を入れようとする。逆に、前開きでボタンが5個あるシャツは、大人がやったほうが速い。
先生に聞いたところ、園では1歳を過ぎたあたりから「自分でやってみる」を少しずつ促すそうです。大人が全部やってしまう服だと、その練習ができない。安全のためのルールだと思っていたものが、実は発達を邪魔しない形の話でもあったわけです。
ズボンはウエストが全周ゴムのものだけにしました。前後の区別がつきにくい柄だと、子どもが自分ではこうとしたときに逆向きになりますが、逆でも困らないのがゴムの服です。うちは内側のタグが背中側に来る、というだけの単純なルールで運用しています。
失敗したのは、袖口がリブでぎゅっと締まっているトレーナーでした。腕を通すときに手が引っかかって、着替えのたびに子どもが怒る。3回着せて、家用に回しました。1,900円だったので授業料としては安いほうですが、店頭で袖口を指で広げてみれば分かったことです。
何枚必要かは「1日に何回汚れるか」で決まる
うちの園の指定は、園に置いておく着替えが上下3セット、毎日の持参が上下2セット。合わせて5セットが常に園にある計算です。家に洗濯中のものと明日の分があるので、実際には8セット前後を回すことになります。
この枚数がなぜ必要か、最初はピンときませんでした。実際に見学した日、離乳食のあとに全身着替える子がいて、そのあと水遊びでもう1回。汗をかけばもう1回。1日3回着替えるのは普通のことでした。着替えが足りないと、園の貸し出し分を借りることになります。
枚数の数え方で楽になったのは、セット単位で管理することでした。トップスとズボンをペアにして畳んで、袋に入れておく。朝はその袋を必要な数だけ入れるだけ。組み合わせを考える時間がなくなって、朝の準備が3分ぐらい短くなりました。柄が合わない日もありますが、園に行く服なので気にしないことにしています。
洗濯の都合も無視できません。うちは乾燥機付きの洗濯機なので翌日には戻りますが、乾燥機が使えない服を1枚混ぜると、そこだけ2日かかる。通園服は、乾燥機にかけられるかどうかで選ぶという基準が最後に足されました。
汚れる前提なので、高い服は買わない
通園服は消耗品だと割り切りました。食べこぼしのシミ、絵の具、砂。落ちない汚れが普通に付いて帰ってきます。妻が「これはもう部屋着ね」と言った服が、入園前から何枚も出ています。
まとめ買いで揃えるようになったのは、この割り切りができてからです。長袖のトップスとズボンを、80サイズでまとめて注文しました。1枚あたり千円台の価格帯で、綿の混紡。届いたものを見て思ったのは、縫製の粗さが値段なりだということです。裾のステッチが波打っているものが1枚ありました。ただ、洗濯で解けたわけではないし、園で着る服としては十分だと判断しています。
色についてもひとつ学びがあって、白とパステルは汚れが落ちにくいと目立ちます。紺やグレー、柄物のほうが、シミが残っても気になりません。うちは通園用のトップスを濃い色に寄せてから、洗濯後にがっかりする回数が減りました。写真映えはしませんが、通園服に映えは求めていません。
サイズ表記も、ブランドによって同じ80でも肩幅と丈が違いました。まとめ買いは同じ店で揃えたほうが失敗しにくいです。私は別々の店で買って、袖の長さがバラバラな服が並ぶことになりました。
まとめ買いの損益分岐は、たぶん6ヶ月
サイズアウトが速いのが厄介なところです。うちの子は70サイズを4ヶ月ほどで卒業しました。80サイズはもう少し長く着られると聞きますが、それでも半年から1年ぐらいだと思っています。
だから、まとめ買いは「いま着ているサイズ」を中心にしています。1つ上のサイズを大量に買うのは、季節がずれるとそのまま無駄になるからです。冬に買った次のサイズの長袖が、着られるようになったころには夏。この失敗を一度やりました。3枚で4,800円が完全に無駄です。
サイズアウトした服の行き先も決めておくと楽です。うちは、状態のいいものだけを圧縮袋に入れて押し入れへ、シミのあるものは処分、という2択にしました。全部取っておこうとすると、2LDKの収納はすぐ埋まります。判断に迷った服はだいたい二度と着ないので、迷ったら処分側に倒すようにしています。
ざっくりした感覚だと、同じサイズを6ヶ月以上着る見込みがあるならまとめ買いの得が出ます。逆に、あと2ヶ月でサイズアウトしそうなら、必要な枚数だけ足す。数を数えるより、いつまで着るかで考えたほうが判断しやすくなりました。
いま持っている服の内訳
参考までに、80サイズで手元にあるのは長袖トップスが9枚、半袖が6枚、ズボンが10本。このうち通園に出せるのが、トップス7枚とズボン8本です。残りはフードやボタンの都合で家用。
買い足すのは、だいたい2ヶ月に1回のペースになっています。破れるより先にシミで引退するので、消耗のスピードは季節で変わります。夏場のほうが枚数を食うのは、単純に汗の量です。
肌が弱い時期があって、素材で反応が出ることもあります。うちの子は化繊の割合が高いインナーで赤みが出たことがあって、それ以来インナーは綿100%にしています。皮膚のことは自己判断が難しいので、気になる状態が続いたときは小児科で相談したほうが早いと思います。
入園前にこれだけ揃えるのは面倒に見えますが、実際に困るのは朝です。着替えの在庫がないと、その日の準備が止まる。数を持っておくのは、朝の自分を助ける投資だと思っています。
この記事は個別のレビューです。生後7ヶ月から1歳までに買ったもの全体は生後7ヶ月から1歳まで|買い足したものと手放したもので振り返っています。

