保存容器|作り置きと冷凍に耐えるもの

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保存容器に必要な条件は、冷凍・電子レンジ・食洗機の3つに全部対応していること。この1行にたどり着くまでに、たぶん20個以上の容器を捨てました。

共働きで作り置きを回すと、容器は「作った鍋から食卓まで」を全部担当します。移し替える工程が1つ増えるたびに、洗い物が1つ増えて、夜の時間が削られる。だから3つのうち1つでも欠けている容器は、その時点で運用から外れていくんですよね。実際に何が起きたかを順に書きます。

プラスチック容器で起きた3つの失敗

最初に揃えたのは100円ショップのポリプロピレン容器でした。10個で1,000円ちょっと。安いし軽いし、これで十分だと思っていました。半年で3つの問題が出ます。

1つ目は匂い。カレーを入れた容器は、洗剤で洗っても翌週にはまだスパイスの匂いがします。重曹に漬けても完全には抜けない。2つ目は着色。ミートソースやかぼちゃの煮物で、容器の内側が黄色っぽく染まりました。見た目だけの問題ですが、それを食卓に出す気にはなりません。

3つ目が決定的で、レンジで温めると蓋が反ることです。うちの容器は本体は耐熱140℃、蓋は耐熱100℃という仕様でした。蓋を外して温めればいいのですが、その一手間を毎晩やっていると必ず忘れる日が来る。実際に蓋ごと2分温めて、閉まらなくなった蓋が3枚あります。「気をつければ大丈夫」な道具は、疲れている日に壊れるという教訓でした。

耐熱ガラスに替えて、洗い物の順番が変わった

買い直したのがiwaki 耐熱ガラス保存容器 パック&レンジ クールグレー システムセット(PC-PRN7GY2)です。楽天だと同系統の7点セットが9,350円ほど。容器としては安くありません。

iwaki イワキ 耐熱ガラス保存容器 7点セット パックアンドレンジ パック&レンジ システムセット シンプル おしゃれ つくりおき 常備

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変わったのは、まず匂いと色が一切残らないこと。ガラスなので当然といえば当然ですが、カレーを入れた翌週に何の痕跡もないのは気持ちがいい。そしてレンジは蓋を外せばそのまま、オーブンも本体は対応しています。冷凍もいける。うちの使い方だと、日曜に作った煮物をそのまま冷蔵し、火曜の夜に蓋を外してレンジで2分、そのまま食卓へ。皿に盛り替える工程が消えたのが一番大きい変化でした。

洗い物の数え方が変わります。以前は容器と皿で2つ洗っていたのが1つになる。1食あたり1個、1日2食で2個、1週間で14個。これが積み上がると、シンクの見た目が明確に変わります。

ガラスの短所は、重さと割れることに尽きる

いいことばかり書いたので、不満も具体的に。まず重い。角型のLサイズは容器だけで500g近くあります。中身が入れば1kgを超える。冷蔵庫の一番上の棚に置くと、取り出すときに腕を伸ばした状態で持つことになって、これが地味に怖い。

実際に1つ割りました。洗い終わって水切りかごに立てかけていた蓋つきの本体が、かごの中で滑って、シンクのステンレスに当たって縁が欠けた。破片が飛び散るような割れ方ではなかったものの、その日はシンク周りを念入りに拭き直しました。子どもがハイハイを始めたら、床に近い場所でガラス容器を扱う運用はやめると決めています。

もう1つ、冷凍に使うときの注意があります。耐熱ガラスは急激な温度変化に弱い面があって、冷凍庫から出してすぐ熱湯をかけたり、高温のオーブンに入れたりするのは避けたほうがいい、とメーカーも案内しています。うちは冷凍したものは冷蔵庫に移して一晩解凍してから温める、という手順にしました。これは手間といえば手間です。

積み重ねられるかどうかで、冷蔵庫の使える面積が変わる

意外と見落としがちなのが形です。丸型の容器は冷蔵庫の中でどうしても隙間ができる。角型なら並べたときに無駄が出ません。

さらに重要なのが、蓋をした状態で上に重ねられるか。蓋の上面が平らで、フチが少し立ち上がっている形状だと、上の容器が滑らずに載ります。逆に蓋の中央が盛り上がっているタイプは重ねられない。同じ7点セットでも、この形状で冷蔵庫の使える面積が2割くらい変わる感覚があります。

サイズの構成も大事でした。うちが使っている7点セットは大中小が混ざっていて、大は主菜、中は副菜、小は薬味やちょっとした残り物、と役割が自然に決まりました。同じサイズを7個買うより、この構成のほうが使い切れています。ただしサイズが混ざると重ねる高さが揃わないので、そこは諦めが要ります。

結局、ガラスと樹脂の両方を持つことになった

全部ガラスにする、という結論にはなりませんでした。今は7点のガラスと、樹脂の容器を6個ほど併用しています。

樹脂に任せているのは3つの場面です。冷凍庫の奥に2週間以上置くもの、弁当として持ち出すもの、そして子どもの離乳食を小分けにするもの。要するに「落とす可能性がある場面」と「軽さが効く場面」は樹脂という切り分けです。匂いが移りやすい問題は残りますが、冷凍で長期に置くものはカレーのような強い匂いを避けているので、実害は減りました。

樹脂を買い直すときに変えたのは、蓋も本体も同じ耐熱温度のものを選ぶこと。蓋だけ耐熱が低い製品は、レンジのたびに考える必要があって、結局続きません。値段は1個あたり300円ほど上がりましたが、これは払う価値がありました。

食洗機に入れるときの並べ方で、洗い上がりが変わる

3条件のうち食洗機対応が一番効いているのは、単純に洗う手間がゼロになるからです。ただ、入れ方を間違えると洗えていません。

ガラス容器を伏せて入れると、内側に水が回らないことがあります。うちの食洗機は下段の噴射が強いので、深い容器は斜めに倒して入れるようにしました。それと蓋。樹脂の蓋を上段の隅に立てると、水流で吹き飛んで下に落ちます。実際に落ちた蓋がヒーターに触れて、端が少し溶けたことがありました。食洗機対応と書いてあっても、乾燥ヒーターに直接触れれば樹脂は変形する。これは説明書にも書いてありましたが、読んでいなかった。

今は蓋を上段の中央寄りに、本体を下段に、という置き方で固定しています。1回に入る容器は4個が限界。それ以上溜まると、食洗機を2回まわすか手洗いになる。この上限があるので、そもそも容器を13個に絞ったという事情もあります。

数を持ちすぎると、洗い終わらない

最後に容器の総数の話です。一時期、ガラス7個に樹脂を15個ほど足して、20個以上ある状態になりました。これが失敗で、容器が余っていると、洗わずに次を使ってしまう。シンクに未洗浄の容器が5個溜まった週末の朝は、なかなかの絶望感でした。

今は合計13個に絞っています。日曜の作り置きで5〜6個使い、平日に少しずつ空いて、また日曜に洗って回る。数が足りないくらいのほうが、洗うタイミングが強制されて結果的に回るんですよね。

買い足したくなったら、まず1つ捨てられないか考えるようにしました。蓋が変形したもの、傷が目立つもの、この半年で1回も使わなかったサイズ。捨てる候補は探すと必ずあります。容器は増やすより、入れ替えるものだと思っています。

この記事は食まわりの個別レビューです。食事をどう回すかの全体像は共働きの食事をどう回すか|1週間の仕組みにまとめています。

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