ベビーカーで行きやすい場所の見分け方

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ベビーカーを押して出かけるようになってから、街の見え方が変わりました。今まで気づかなかった段差が全部目に入る。近所のスーパーと公園への往復でこれなので、旅行先ではもっとひどいはずです。まだ子連れで遠出はできていないのですが、行き先を選ぶ段階でベビーカーが使えるかどうかを判断したい。そのための見分け方を調べたので、整理しておきます。

「バリアフリー」と書いてあっても、たどり着けるとは限らない

施設の紹介ページに「バリアフリー対応」と書いてあると、それで安心してしまいがちです。ただ、調べていて気づいたのは、その表記が指しているのはたいてい施設の中だけだということでした。

建物にエレベーターがあっても、そこまでの道に階段があれば意味がない。駅から施設までの経路、駐車場から入口までの経路、道路の歩道の幅。このあたりは施設のページには書かれていません。実際に困るのは施設の中ではなく、施設に着くまでの区間だという指摘は複数見かけました。

私が見るようにしているのは、施設のページではなく地図アプリのストリートビューです。最寄り駅から施設まで、経路をなぞって画面上を歩いてみる。階段があるか、歩道に幅があるか、坂かどうか。これで大半は分かります。10分もかからないので、行き先の候補を絞る段階でやっておく価値があると思っています。

敵は3種類しかない

いろいろ調べたり近所で押したりして分かってきたのは、ベビーカーで困る要因は結局3つに絞れるということでした。段差、坂、人です。

段差はいちばん分かりやすい。数センチの縁石でも前輪が引っかかります。押す側は前輪を浮かせて越えることになるので、片手が塞がっていると一気に難易度が上がる。階段は言うまでもなく通れません。

坂は事前に気づきにくいのが厄介なところです。地図では平面なので分からない。温泉街や寺社の周辺、海沿いの観光地は高低差があることが多いようで、そういう場所はストリートビューで見ても傾斜が読み取りにくい。石畳や砂利道は、坂と組み合わさると押すこと自体がきつくなるという話も見かけました。

3つ目の人は、混雑です。人が多いと押す速度が落ちるだけでなく、周りに気を遣う量が増える。ベビーカーは思っている以上に幅があって、人ごみの中では確実に邪魔になります。ここは行く時間帯を変えるくらいしか対策がありません。

出発前の15分で調べておくこと

行き先が決まったあとにやることも、ある程度決まってきました。まず地図アプリで施設のフロアガイドを開く。エレベーターの位置と、おむつ替え台がある階を見ます。次にストリートビューで経路をなぞる。最後に、施設の公式サイトでベビーカーの貸出があるかを確認する。

貸出があるなら、自分のベビーカーを持ち込まずに済む可能性が出てきます。ただし数に限りがあるはずなので、あてにはできない。あったら助かる、なくても成立するという位置づけで見ておくのがよさそうです。

それと、駐車場から入口までの動線も確認しておきたいところ。立体駐車場だと、車を停めた階から施設に入るまでにエレベーターを探すことになります。ベビーカーを組み立ててから移動するのか、抱っこで移動して施設内で組むのか。ここを先に決めておくと、着いてから迷いません。

雨が降ると、ベビーカーが一番弱くなる

調べていて、いちばん現実的にまずいと思ったのが雨でした。傘とベビーカーは片手ずつでは成立しません。傘を持つと片手押しになって、段差で前輪が引っかかった瞬間に体勢が崩れる。子どもの顔にも雨が当たる。

これは近所で一度やっていて、そのときは家まで5分だったのでなんとかなりました。旅先で同じことになったら、戻る場所がない。だから雨具は、天気予報に関係なく積んでおくものだと考えています。

候補にしているのはA型B型兼用の汎用レインカバーで、楽天だと2,950円前後。防水と防風に加えて防寒も兼ねる作りで、光る反射テープが付いたタイプもあります。収納ポーチが付いているので、車やベビーカーの下カゴに入れっぱなしにできるサイズ感。Amazon側にはユニバーサルサイズをうたう製品が出ていました。

Puddle Pop ベビーカー レインカバー 光る反射テープ 実用新案登録 A型 B型 汎用 防寒 防水 防風 収納ポーチ マモーレフィッ

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気になる点もあります。口コミでいちばん多かったのは蒸れの話で、夏に長時間かぶせると内側が曇るという書き込みが複数ありました。暑い時期はファスナーを開けて通気を取るなどの調整が要りそうです。それと、濡れたまま袋に戻すことになるので、帰ってから干す手間が発生する。装着に慣れるまで時間がかかるという声もあって、これは家で一度練習しておくべきものだと思っています。

ベビーカーと抱っこ紐は、どちらかを選ぶものではない

調べていくうちに、いちばん納得したのがここでした。ベビーカーで行きやすい場所を選ぶより、ベビーカーが使えない区間が来る前提で装備を組むほうが現実的です。

坂と石畳が続く区間、混雑した通り、階段しかない入口。こういう場所に当たったら、抱っこ紐に切り替えてベビーカーは畳んで運ぶことになります。そのとき、畳んだベビーカーを肩に掛けられるかどうか、片手で畳めるかどうかが効いてくる。ここはベビーカー選びの段階の話ですが、旅行前に一度、片手で畳む練習をしておこうと思っています。

荷物の置き方も関係します。下カゴに詰め込みすぎると、畳んだときに全部出すことになる。畳む可能性がある日は、下カゴを空に近い状態にしておいて、荷物はリュックに寄せる。単純ですが、これで切り替えにかかる時間がかなり変わるはずです。

人が多い場所では、ベビーカーが一番の弱点になる

もう一つ、事前には読みにくいのが混雑です。同じ場所でも、平日の午前と土曜の昼では難易度がまったく違う。人が多いと、押す速度が落ちるだけでなく、進路の判断を常に周りに合わせることになります。

店の中も同じで、通路の幅が狭い土産物店にベビーカーで入るのは現実的ではありません。入口の前で畳むか、片方が外で待つか。どちらにしても、そこで数分は止まります。混雑が読める場所は、時間帯を早めにずらす。それだけで、かなりの部分が解決しそうです。

行きやすい場所に共通していたもの

最後に、調べていて「ここはベビーカーで行きやすそうだ」と感じた場所の共通点を書いておきます。大きな商業施設、動物園や水族館のような子ども向けの施設、それから比較的新しい公園。要するに、設計の段階でベビーカーが想定されている場所です。

逆に難しそうなのは、古い街並みや参道、坂の多い温泉街、狭い商店街。どれも観光地としては魅力的なところばかりなんですよね。行かないという話ではなく、そういう場所は最初から抱っこ紐で行く前提にしておくということです。

私が次に出かけるときに決めているのは、経路をストリートビューで先に見ること、レインカバーを常に積んでおくこと、抱っこ紐を必ず一緒に持つこと。この3つだけ。それ以外は、行ってみないと分からないと割り切ることにしました。

この記事は子連れ旅行の個別記事です。実際に行ってみた全体の記録は赤ちゃん連れ旅行|生後6ヶ月で行ってみた記録にあります。

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