コンセントカバーといたずら防止グッズ

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最初に危ないと思ったのは、コンセントに指を入れる場面ではなく、コードを引っ張る場面でした。生後9ヶ月、テレビの裏から出ている電源コードを両手で握って、体重をかけて引っ張っていた。抜けかけたプラグの金属部分が半分見えている状態です。そこから3種類のカバーを試して、いま使っているものに落ち着きました。いたずら防止グッズは、防げるものと防げないものがはっきり分かれます。

コンセントより先に、コードが問題になった

対策を考えるとき、私は最初「穴を塞げばいい」と思っていました。実際に子どもがやっていたのは、穴に何かを入れる行為より、すでに刺さっているものを引っ張る行為のほうが圧倒的に多かったです。

うちのリビングには、テレビ、レコーダー、Wi-Fiルーター、私の仕事用のモニターとノートPCの充電器が集まっていて、コンセントまわりが完全に配線の巣になっていました。ここに手が届く状態のまま、穴だけ塞いでも意味がありません。

もう一つ気づいたのが、抜けかけの状態がいちばん危ないということです。完全に刺さっているか、完全に抜けているならまだしも、半分抜けてプラグの根元が露出しているのが最悪でした。差し込み口を塞ぐより、プラグごと隠すほうが効く。これが方針転換のきっかけです。

試したカバーは3種類

まず差し込み式。使っていない穴に、キャップを差し込んで塞ぐタイプです。6個入りで500円くらい。安いし、見た目もすっきりします。うちも最初はこれを全部の空き口に付けました。

次にシャッター式。コンセントプレートごと交換して、プラグを差すとシャッターが開く構造になっているもの。これは電気工事が必要な製品もあるので、賃貸だと確認が要ります。うちは工事が必要なタイプは見送りました。

3つ目がフルカバー型。プラグごと箱で覆ってしまうタイプです。コンセントプレートの上からかぶせる形で、中に差したプラグが外から見えなくなります。うちが最終的に選んだのはこれでした。

差し込み式は、思ったより早く外された

差し込み式のキャップは、生後11ヶ月で外されました。爪が引っかかる縁があるタイプだったからです。外したキャップを口に入れようとしていて、そこでこの方式を諦めました。

キャップは小さいので、外されると誤飲の心配のほうが大きくなります。塞ぐために付けたものが、別のリスクになるのは本末転倒でした。指を引っかける溝がないタイプや、専用の器具がないと外せないタイプもあるようですが、うちが買ったものは普通に外れました。

ただ、差し込み式が無意味だったわけではありません。子どもが立ち上がれない時期、つまり床から30cmくらいまでしか手が届かない時期には十分機能していました。使える期間が短い、という評価です。あと、家具の裏で手が届かない場所のコンセントには、いまも付けたままにしています。

いま使っているコンセントガード

買い替えたのが山崎実業のコンセントガードです。サイズは約W7×D6×H12cmで、1〜3口のコンセントに対応します。プレートの上からかぶせて、プラグごと覆う形。差したケーブルは下の隙間から出す構造になっています。

良かったのは、まず単純に手が届かなくなることです。プラグ本体に指がかからないので、引っ張られません。それと、見た目が悪くない。育児グッズにありがちな主張の強いデザインではなく、白い樹脂のシンプルな箱なので、リビングに置いても浮きませんでした。

不満もあります。1つは、大きめのACアダプタが入らないことがある点です。私のノートPC用の充電器は、プラグ部分が四角く大きいタイプで、これは収まりませんでした。結局その1口だけは別の方法で対処しています。買う前に、覆いたいアダプタのサイズを測っておいたほうがいいです。

もう1つは、抜き差しのたびに外す必要があること。掃除機のプラグを毎回差し替える場所には向きませんでした。うちは掃除機用の1口だけ、あえてガードの外に出しています。

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ケーブルと引き出しにも、同時に手を入れた

コンセント側を守っても、ケーブルが床を這っていれば引っ張られます。ここも手を入れました。

やったのは3つです。使っていないケーブルを物理的に減らす。これがいちばん効きました。使っていない延長コードを2本撤去して、配線が半分になりました。次に、残ったケーブルを結束バンドでまとめて、家具の裏に沿わせる。最後に、テレビ台の裏の隙間を段ボールで塞いで、そもそも入れないようにしました。

ケーブルボックスを使う手もあります。うちも検討しましたが、電源タップを入れる箱を置くと、今度はその箱を叩いたり登ったりする対象になりました。隠すというより、手が届かない高さに上げるほうが確実だと感じています。

コンセントの作業をしている流れで、引き出しと開き戸にもロックを付けました。子どもの手が届く範囲にあった、テレビ台の引き出し2つと、キッチン下の開き戸2つです。

使ったのは、粘着テープで貼るベルト式のロック。4個入りで1,000円ほど。片手で押しながら外す構造で、子どもの力ではまだ外せていません。取り付けは1箇所5分程度でした。

開ける必要が本当にあるのか、から考え直した扉もあります。キッチン下の左側は、鍋と保存容器しか入っていませんでした。ここは中身を別の場所に移して、扉自体をほぼ開けない運用にしています。ロックを付けるより、開ける理由をなくすほうが早い場所は意外とありました。

ここでも粘着の問題は出ました。キッチンの扉は油分が付いているので、そのまま貼ると3日で剥がれます。アルコールで拭いて完全に乾かしてから貼り直したら、半年もっています。貼る前の掃除が全部だと言っていいくらいでした。

大人が不便になるのは、避けられない

正直に書くと、これらの対策で家の使い勝手はかなり落ちました。掃除機を使うたびにガードを外し、調味料を出すたびにロックを解除する。1回あたり数秒ですが、1日に何度もやると効いてきます。

うちで揉めたのが、キッチン下の開き戸でした。私が付けたロックが固すぎて、片手に子どもを抱いた状態では開けられない。妻から「これは無理」と言われて、より軽いタイプに付け替えました。安全性を上げすぎると、今度は日常が回らなくなります。

来客時にも少し困ります。義理の両親が来たとき、キッチンで手伝おうとしてくれたのに、どの扉も開かない。結局こちらが全部説明して回ることになりました。取り付けた本人以外には、外し方が直感的に分からないんですよね。頻繁に人が出入りする家だと、ここは考えどころだと思います。

いまの基準は、家族の全員が片手で3秒以内に開けられること。これを満たさないロックは、結局どこかで開けっ放しにされて意味がなくなりました。使う人が守れる強さに落とす、というのが現実的な落としどころだと思います。

最後に

コンセント対策は、完全に防ぐことより、危ない状態が続かないようにすることだと考えるようになりました。抜けかけたプラグを放置しない、床にケーブルを転がさない。そのための道具です。

それと、対策を全部やったあとでも、目を離していい時間が増えるわけではありませんでした。うちの子は結局、ガードそのものを引っ張って遊びます。道具は時間を稼ぐためのもので、監視の代わりにはならない。1年やってみて、そこは変わりませんでした。

この記事は個別のレビューです。生後7ヶ月から1歳までに買ったもの全体は生後7ヶ月から1歳まで|買い足したものと手放したもので振り返っています。

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