※ この記事にはプロモーションが含まれています。
先に断っておくと、この記事に書くのは「うちの子に効いたもの」であって、「どの子にも効くもの」ではありません。寝かしつけグッズの記事を10本くらい読んで一番しんどかったのが、どれも成功例しか書いていないことでした。うちで買って全然ダメだったものが、別の家では神アイテム扱いされている。逆もある。つまりこれは相性の話で、正解はないんですよね。生後6ヶ月までに私が実際に試した道具を、効いた順ではなく試した順に、外れも含めて書きます。参考になるとしたら、効かなかったものの理由のほうだと思います。
寝かしつけを担当する側になって分かったこと
うちは夜の寝かしつけを、平日は私が担当しています。妻が日中ずっと相手をしているので、19時以降は交代する、という取り決め。在宅勤務なので通勤時間がなく、これができています。
担当してみて最初に分かったのは、寝かしつけには手順ではなく環境を作る作業のほうが効くらしい、ということでした。抱っこの揺らし方を工夫していた1ヶ月より、部屋の明るさと音を固定した1週間のほうが、明らかに寝つきが早くなった。この順番を最初から知っていれば、余計な買い物を3つは減らせたと思います。
効かなかったもの、その1:おくるみは4ヶ月で役目を終えた
新生児期に使っていたおくるみは、生後4ヶ月あたりで完全に使えなくなりました。寝返りを覚えると、腕を固定する巻き方は危険なのでやめることになります。うちは寝返りの兆候が出た時点で、素直に卒業させました。
問題は、卒業した直後の2週間です。それまで包まれて寝ていたので、腕が自由になった途端に自分の手の動きで起きるようになりました。いわゆるモロー反射の名残です。ここで「おくるみが効いていた」のではなく「腕が固定されていたから寝ていただけ」なんだと気づきました。道具が効いているのか、状態が効いているのか。分けて考えないと、次に何を買えばいいか分からなくなります。
効かなかったもの、その2:抱っこ紐は寝るけど降ろすと起きる
抱っこ紐で室内をぐるぐる歩くのは、確かによく寝ます。10分から15分で寝落ちする。問題はその後です。
降ろす瞬間の成功率を、2週間ほど記録してみました。結果、そのまま布団に移せたのが14回中5回。残りは背中が布団に触れた瞬間に目を開けます。5回に3回失敗する手段は、疲れているときには選べません。しかも失敗すると、また抱っこからやり直しなので、トータルの所要時間はむしろ伸びます。
ちなみに、降ろす角度を変えるとか、頭ではなく足から着地させるとか、そういうテクニックも一通り試しました。成功率は14回中5回から7回くらいには上がりましたが、劇的ではありません。うちの子は背中ではなく姿勢が変わることに反応しているらしく、抱っこの丸まった体勢から平らになる時点で目が開きます。ここは道具でどうにかなる部分ではなさそうでした。
いまは、外出先や夕方のぐずりを一時的に止めたいときの道具として割り切っています。夜の入眠には使いません。
半分効いたもの:ホワイトノイズ
ホワイトノイズは、うちでは「効いた」と「効かない」の中間でした。
導入したのは生後2ヶ月。専用機ではなく、最初はスマホのアプリで流していました。寝つきそのものが劇的に早くなった実感はありません。ただ、寝ている途中で起きる回数は明らかに減りました。うちのマンションは前が生活道路で、夜でもバイクが通ります。その音がノイズに紛れて、途中覚醒のきっかけが消えた形です。
ただしスマホで流すのは1週間でやめました。夜中に通知が来て音が途切れる。そもそも寝室にスマホを持ち込むこと自体が、私の睡眠にも良くない。3,000円台の小さな専用スピーカーを買って、そちらに移しました。音量は会話より少し小さいくらい、ベッドから2mほど離した位置に置いています。
いちばん効いたのは、暖色の小さな明かりだった
意外だったのがこれです。うちで一番効果が持続しているのは、光でした。
それまで寝室では、天井のシーリングライトを常夜灯(豆球)にして寝かしつけていました。あの小さいオレンジの球です。ただ、天井から真下に向かって光るので、仰向けの子どもの顔を直接照らすんですよね。目を細めていることに、3ヶ月経ってやっと気づきました。
代わりに導入したのが、マーナのえほんライトです。名前のとおり絵本を読むための小さなLEDライトで、電球色。ぬいぐるみに着せられるカバーが付いていて、うちでは布のカバーをかけて枕元から60cmほど離れた床に置いています。光源が下にあって、天井を弱く照らす形になる。顔に直接当たらないのが良かった点です。
自動消灯が付いているのも助かっています。寝かしつけの途中でこちらが先に寝落ちしても、勝手に消える。消し忘れて朝までつけっぱなし、という事故が起きません。実際、私は月に2、3回は先に寝ています。
不満もあります。明るさの調整が段階式で細かく効かないこと、そして単4電池ではなく充電式なので、切れると充電ケーブルを探すことになる。あと、絵本を読む用途としてはやや光が広がりすぎて、隣で寝ている子どもの視界にも入ります。読み聞かせは明るいリビングで済ませて、寝室ではただの常夜灯として使うのが、うちの結論です。
道具に頼りすぎると、外泊で困る
先月、妻の実家に2泊しました。そこで思い知ったのが、環境を道具で固定することの副作用です。
ライトは持っていきました。ホワイトノイズのスピーカーも持っていきました。それでも初日は寝つくのに1時間かかった。部屋の広さも、匂いも、布団の硬さも違うからです。道具を3つ持ち込んだところで、環境全体は再現できません。
だから最近は、寝かしつけの手順をあえて毎回少しずつ変えるようにしています。ライトなしの日を週に1回作る。音を流さない日も作る。特定の道具がないと寝られない状態にしないことのほうが、長い目で見ると効くんじゃないかと思っています。これも仮説なので、半年後には違うことを言っているかもしれません。
最後に
書き忘れていたものが1つあります。電動のバウンサーです。これは買っていません。借りました。友人が使わなくなったものを2週間貸してくれて、その2週間で結論が出た。うちの子は乗せた瞬間から反り返って泣きます。相性が悪いとしか言いようがない。5万円近い買い物になるところだったので、借りられたのは運が良かったです。高い道具ほど、可能なら試してから買ったほうがいいと思います。自治体や児童館で貸出をしているところもあります。
結局のところ、うちで効いたのは光と音の2つだけで、値段は合わせて6,000円もしていません。高かったものほど効かなかった、という結果になりました。
寝かしつけグッズを検討している人に一つだけ言えるとしたら、いきなり複数を導入しないことです。同時に3つ変えると、何が効いたのか永遠に分からなくなります。うちは最初にそれをやって、1ヶ月無駄にしました。1つ変えて1週間見る。それだけで、判断の精度がだいぶ変わります。
この記事は個別のレビューです。生後6ヶ月までに買ったもの全体は生後6ヶ月までに買ったもの・買わなかったもので振り返っています。

